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(にやーり)

なんか駄文を色々と。 まれに隙間情報を狙い撃ちする素振り(風味)のメモや、コントも。

とすると。

 
 Chrome9 HD-IGP は (同) HC 以前と比較して、おおむね2倍以上のパフォーマンスを発揮するとか。
 しかもこれが、あの「ゆめりあベンチ」でと言うことだから、より確実さは増す。
  この「ゆめりあベンチ」は DirectX9 ながらも、ほとんどプロセッサ・パワーがスコアに影響しません。
  仮に K8-Dual/2.8GHz で 10,000点 を出す環境としたら、プロセッサを 1.0GHz に下げても 9,000点 までは落ちたりしません。

 すると……どういう仕組みがあるのやら。

 Chrome9 HC-IGP の場合――Delta Chrome をベースに、ピクセルシェーダ・2基などを 250MHz で動かしている。
  なお、バーテックスシェーダは未搭載。

 つまり、同じく P.S.*2 のみなら 500MHz を超えるクロックで動いていないとならない。たぶん 600MHz 前後。
 もちろん製造プロセスルールや回路設計技術の進歩、また省電力化技術の採用等の要素もあるため一概には言えないが、しかし高クロック化は、やはり消費電力の(大幅な)増加を招く大きな要素。

 では、もし消費電力の増加を嫌い、高クロック化を(あまり)せずに上述のような性能を得ようとしたら?
 汎用プロセッサ(のマルチコア化)と同様に、演算器――この場合は各シェーダ――を増やせば、同程度の動作クロックのまま、消費電力の増加以上にパフォーマンスを増強できる……はず。
  回路規模は大きくなるし、それに伴って消費電力も当然ながら増えるけれどもね。
  しかし、よっぽどダメな腐った設計でもない限り、消費電力の増分を超えるパフォーマンス(=性能)の増分が得られます。

 しかし。
 すると今度は――「そこまで設計を変えてきているのに、同じ “ Chrome9 ” の名を使うのか?」という疑問も。
 まぁ、この【 9 】は、DirectX 9 (対応)の 【9】 だと思われるので、同じ Delta Chrome ベースなら仮にシェーダ数が変わっても対応する DirectX Version は変わらないので、名前が変わらなくとも、そこまで不自然でもない。
  なお、Delta Chrome と Chrome9-IGP は DirectX 9.0b までの対応です。
  また Shader model も(当然) 2.0 なので、GPGPU 用途には(事実上? 殆ど?)利用できません。


 加えて。
 この Chrome9 HD(M)-IGP が搭載される VX900H チップセットは、対応メモリに 1066MHz までの DDR3 が入ってくる。
 仮に DDR2-800/CL=6 と DDR3-1066/CL=7 で比較すると。
 むしろレイテンシの実時間は減り(およそ 7.5ns と 6.6ns なので1割以上も短縮)……しかもバースト転送レート(理論値)も 6.4GB/s から 8.5GB/s へと、3割以上も向上する。
 もちろん、そのメモリ性能の全てを IGP が利用できるわけではないものの、しかし IGP が扱えるメモリバンドも上述の 《向上分》 に近い比率での向上は見込める(はずな)ので、相応の性能の増加があっても不思議ではない。
 加えて従来チップセットのメモリ・コントローラよりも(大幅ではなくとも)高性能化している部分もあるでしょう。
 また VIA チップセットのメモリアクセス能力は、そもそも、そんなに低くはありません。
  C7 や Nano プロセッサにおけるメモリアクセス能力の低さは、チップセットでなくプロセッサそのものが原因です。
  これが(より!)改善されれば、Nano プロセッサのパフォーマンスも更に伸びるのでしょうけどねぇ。

  あと。
  VX900H チップセットは、1チップ・チップセットなので……もはや、かつての「コンパニオン・チップ」という呼称に戻したほうがいいような。
  たまに CPU に GPU が統合されていないことで「時代遅れだ」とか「消費電力が大きい」~云々~と言う人もいますが。
  IGP North-bridge と South-bridge が統合されていますよ?

 なので、全くチップセットからのアクセスとなる IGP のメモリアクセスは、メモリ側で伸びた分だけ伸びると推定して差し支えないでしょう。
 理論値と実行値の乖離・違いはともかく。


 すると……。
 シェーダ数は変わらずとも、多少の高クロック化(400MHz 前後?)とメモリ性能の向上とで、2倍以上のパフォーマンス・アップも見込める――のかも知れません
 動作クロックの向上は各種の動画再生支援機能の向上にも寄与しますから、多少の高クロック化は許容されるでしょうしね。


 と言うか。
 どうせ Win.XP で、ほぼ 100% は 2D 専用で使うんだから、3D 性能なんて、どーでもいいんですがね。
 素直に、強力な Text 処理を擁する 2D アクセラレーション機能を持ってるって部分を評価すべき。


【追記】
 やっぱりエンジン・クロックは 400MHz だった。
 つまり、この性能は――コアの(多少の)改良もあるかも知れませんが――メモリバンドの拡大と、あとは高クロック化で、おおむね実現されていると見てよいでしょう。

 
 

 あと更についでに。

 VIA Nano プロセッサは、新型(?)の 3000 シリーズでは、従来の 1000/2000 シリーズと比して、約20%低い消費電力で、約20%高い処理能力を実現するのだとか。
 すると。
 3000 シリーズと同等(のコア)であろう Nano X2 U4025/1.2GHz の場合も当然のように、約20%低い消費電力で、約20%高い処理能力を実現する……はず。
 一応、SSE4 拡張命令と、あと仮想化にも新規対応しているようだけど……この性能の向上は、どうなんだろう?
 ベンチマークでも、同クロック同士で、一応は約20%ほど高いスコアは出せているようだけど。

 3000 シリーズまでは、割と低消費電力で定評があった富士通の 65nm プロセスが利用されていた。
 これは Chrome 400/500 も同じ。
 そんで Dual-core 4000 シリーズでは、TSMC の 40nm バルク・プロセスが採用されている……っぽい
 この「低い消費電力」ってのは、たぶん新規のプロセスに負うものだろうなぁ。
 おっと!
 VIA のサイトによれば 40nm プロセスが採用されていると明示されてるね。

 あと。
 同クロックで約 20% 高い性能……。
 およそ(初代) Nano では、Banias に一歩(数歩?)及ばない程度のパフォーマンスはあった。
 それがニ割増になると……Dothan と肩を並べるか、どうか。
  Banias と Dothan は単純にシュリンクされただけでもなく、しかし進歩・進化したわけでもありません。
  おおむね Dothan のほうが優れてはいるのですが、その差はキャッシュ容量の差を含めても一割にも満たず、ごく一部は Banias に劣ってしまう場合も。


 すると。
 同クロックの K8 には及ばないな……Nano X2/1.2GHz で K8-Dual/1.0GHz に肩を並べられるか否か。
 およそ Dothan/2.0GHz で K8-Single/1.8GHz と同等程度ですからね。
 ああ、FSB は V4 Bus のまんまなんだな。1066MHz ということは、ベース 266MHz の QDR か。

 ん?
 おかしいな。Nano X2/1.2+GHz の場合、標準 TDP は 13W とのこと。
 しかしアレでは 18W となっている。
 ……まさかの 《選別落ち》 っていうオチ?
 あ、いや。13W は Nano X2 E-Series となっているから、別ラインナップなのか。
 まぁ、どっちみち 《選別落ち》 であるのは確かだろうけどね――C7 と C7-D と PV530 みたいなもんか。
 だから安いんだ。
 ただ、それでも(たぶん!)アイドル時の消費電力・100mW は維持されているだろうし……よしとするか。
 【追記】
  1.2GHz 時の印加電圧は、HW-Monitor 読みだと 1.500V 前後と酷く高かったものの、CPU-Z & BIOS 読みだと 1.050V ほど。
  たぶん 1.050V のほうが正解に近いでしょう、きっと。【/追記】



 ついでに備忘録的に仕様。
 L1-Cache=64KB*2 per Core  L2-Cache=1MB per Core(Victim cache)
 MMX/SSE/SSE2/SSE3/SSSE3/SSE4.1 Extended-Instructions
 Dual thermal monitor with Thermal protection
 

 まぁ、こっちもこっちで、処理能力的には全く(と言っていいほど)不足は無いはずだから、取り沙汰する必要も無いんだけれどもね。
 K8-Single/1.0GHz もあれば充分だと判っている用途なので。

【追記】
 とりあえず Win.XP で使ってみた感想は、ほとんどネガティブな部分は感じなかった。
 まぁこれは(割と強力な!) 2D アクセラレータを持つ Chrome9 に負うところも大きいのでしょうけれどもね。
 もちろん、モアパワーが必要となる局面では相応の遅さを感じはしましたが、それは 1.2GHz なんですから致し方なし。
 感覚的には――(Single-core であることによる)モタつきが発生しない、同等クロックの Carmel-Refresh とよく似ている感じ。

 つまり。
 同等クロックか、それよりも少し低クロックな Core Duo 機と同等程度の操作感は得られると思っておいて問題はないと思われます。
 あるいは……同等クロック(1.20~1.33GHz)の Sonoma プラットホーム【よりも】キビキビしているように感じるかも知れません。
【/追記】
 

テーマ:ハードウェア - ジャンル:コンピュータ

  1. 2012/01/15(日) 22:01:15|
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