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(にやーり)

なんか駄文を色々と。 まれに隙間情報を狙い撃ちする素振り(風味)のメモや、コントも。

意外と簡単・単純な法則。

 
 登場人物に関して。

 例えば……登場人物の要素を以下のように分解してみる。
 「容姿・外見」・「運動能力・反射神経」・「知性・知恵」――この三つ=三分野でいいかな。

 このうち前者の二つ(外見と物理能力)は作者が自在に設定できますし、それを作内で 《実現》 できます。
 当たり前ですよね。
 美醜も特徴も「そう書いてしまえば、そうとなる」わけですし、また物理能力も「100メートルをわずか10秒で走り抜けた」とか書いてしまえばそうなるんですから、いくらでも優秀に出来ます。

 ですけれど。
 最後の一つ 《おつむの出来》 だけは、話が別です。
 登場人物(=作者が創作した人物)というのは、どう足掻いても 《作者と同等程度の賢さで、わずかに作者よりも優秀》 という人物までしか作ることが出来ません。
 これも当たり前なんですけどね。

 因みに――どうして 〈作者よりも少しだけ優秀〉 なキャラクタが作れるのか。
 これも簡単な話で。
 作者と同等のことを作者よりも高速に思考・判断・実行させられるんですから、その分だけ優秀になるんです。
 そりゃそうです。
 該当部分などの構想を含めた執筆に、何分、何時間、何日かかっていようとも、作品内では〈一瞬の判断〉にできますからね。

 加えて、その世界を支配している存在である作者が操っているから、でしょうか。
 ここの部分(の一部)を噛み砕くと――判断の正誤、特に的中・不的中を自在に操れるから、そこでも、ある種の優秀さを演出することは不可能ではありません。

 しかし。
 だからってそれは「優秀さの一側面」であって、根本的な 《賢さ》 ではありません。
 そういう観点で言えば、登場人物の賢さと言うのは、常に作者以下――となるわけです。
 そこにどんな看板や名札が付いていようとも。
 むしろ下手な看板を付けてしまうと、逆効果にすらなりかねません。

 (仮に!)作内で、人類史上最高の頭脳を持つとか謳われている天才少年なのに、その言動も発想も知識も、全てが並の、斜に構えてる鼻持ちならないだけの中学生と同等程度――だったら、どうです?
 あるいは「数学が得意だ」と設定されているのに……四則演算くらいはともかく、分数の計算を間違えていたら?

 興ざめもいいところ、ですよね?
  まぁ、ここで挙げたものほどに酷い例は、商業作品には滅多にありませんけどね。

 ですので。
 いわゆる 《天才キャラ》 ってのは、実際には、物凄く難しいキャラクタなんですよ。
 スポーツや武術の天才なら、まぁ綿密な下調べを行ない、そして筆力・文章力があれば何とかなります。
 ある意味では「結果が全て」に収束させられうるので。

 しかし 《おつむの天才》 だけは、そうは行かない。
 そんな知識のみならず、発想・着想・目の付け所、そして何より思考パターンがお粗末では話にならないのですから。

 まぁ、たまーにありますけどね。
 「あぁ、このキャラ‥‥作者としては〈天才ちゃん〉に書いてるつもりなんだろうなぁ。全く違うけど」っていうのが。

 

テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学

  1. 2011/11/27(日) 21:11:27|
  2. 読み物に係る雑文
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<賛同する人がいるかは知らんけど。 | ホーム | あんれまぁ、驚いた(?)>>

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 時に、口調や文体が微妙に適当だったりする場合がありますが、仕様ですね。保証期間も切れてますし、どうにもなりませぬ。諦めてください。
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