FC2ブログ

(にやーり)

なんか駄文を色々と。 まれに隙間情報を狙い撃ちする素振り(風味)のメモや、コントも。

母と子の会話 (4)

 
 まぁ、そういう類のコント(漫才)。

 
 

第一幕――場所は洗面所(兼・脱衣所)。

カニ「――(あれ?)‥‥なに? まだ風呂に入ってるの? おーい‥‥」
客「‥‥」
カニ「(なんか妙な気配・予感が)‥‥ちょっと、どうしたの。大丈夫?」(←戸を少し開けた)
客「‥‥ぅー‥‥」
カニ「ちょ・ちょっとっ! ナニやってんのっ?!」
客「‥‥の・のぼせた‥‥」
カニ「とにかく早く湯船から出なさいっ!」

カニ「――あーあ、びちゃびちゃだ‥‥」(←湯船から引きずり出した)
客「‥‥ぅー‥‥」(←洗い場で座ってる)
カニ「とにかく、そこ座っててっ! したら‥‥このスポーツタオルを水で濡らして、首に掛けて、余った部分は腋に挟む。あとついでに、手拭いも濡らして畳んで頭に乗っける。あとは待つ」
客「‥‥ぅー‥‥ぅん‥‥」

客「――あれ?」
カニ「あぁ、そろそろ回復した? でも、まだ動いちゃダメ。今動くと引っくり返るからね?」
客「う・うん。でも随分と楽になった‥‥」
カニ「そりゃそうでしょーよ、治したんだから。あと‥‥ちょうどスポーツドリンクあるから持ってきてあげる。それでも飲んで休んどいで」


客「――でも、のぼせるのって、こんなに早く治るの? 前なった時って、もっと時間がかかったような‥‥?」
カニ「だからぁ。応急措置みたいなもんだけど治したんだから、回復も早くて当然」
客「‥‥あのタオル?」
カニ「そうだよ。要するに湯中りってのは熱中症みたいなもんで、身体の過熱が原因。特に脳が温まり過ぎてるのがアレってわけだから‥‥できるだけ効率的に脳に溜まってる熱を抜いてやらなきゃいけない。そのための措置」

カニ「頭そのものを冷やすのもそうだけど、それよりも脳に(過ぎた)熱が供給されないようにしないといけない。だからって身体全体を一気に冷やすってわけにも行かない」
客「そりゃそうだよ」
カニ「だから、でっかい動脈が通ってるところを適切に冷やしてやる――そうして血液の温度を適切に下げてやれば、効果的かつ穏やかに過熱を和らげられる」
客「‥‥それが、こっちの、首の方のタオルだったんだ‥‥」
カニ「その通り。まぁ熱中症・熱射病なんかの応急措置と同じなんだけどね。病気で発熱してるんじゃないんだし、とにかく頭の熱を最初に取らなきゃいけないんだから頚動脈は実に好都合」

カニ「――いいけど。なんでまた、いい歳して湯中りなんて‥‥」
客「いやぁ、ちょっと‥‥(もにゃ)‥‥で、考え事しちゃって」
カニ「‥‥長生きしそうだね、キミも」



第二幕――続いては我が家のリビング。

カニ「――と言うわけで、蒸かし芋を作るんだけど‥‥」
客「分かったよ、下ごしらえしとく」
カニ「うん、頼んだ。とりあえず芋をタワシで洗って、適当に切り分ければいいから‥‥あ、芋は包丁で切るんじゃないよ?」
客「へ? じゃあ、どうやって切り分けるの?」
カニ「‥‥あぁ、言ったこと無かったっけ? 芋に軽く 1cm くらい包丁で切り込みを入れたら、あとは簡単に折れるから」
客「もしかして、サラダみたいに、切るより千切ったりした方が美味しいとかってのと同じこと?」
カニ「お見込みの通り。んじゃ頼んだよ?」
客「ほいほーい」

カニ「――お待たせ。できた?」
客「できたんだけどさぁ、これ‥‥」(←手を洗ってる)
カニ「あぁ、そりゃー芋のシブだよ。灰汁みたいなもん。そんなの普通の洗剤とか石鹸じゃ取れないよ」
客「えっ、じゃーどうするの、これ‥‥すごいベタベタするし‥‥」
カニ「えーと‥‥これでいいか‥‥」
客「と・灯油のポンプ‥‥?」
カニ「その正式名称は「おしょうゆチュルチュル」――ドクター中松の発明品だ。特許も取ってたはず‥‥それはともかく。芋のシブは灯油で落とせる。その後で石鹸ででも洗っとき」
客「う・うん‥‥おおっ、あっという間に取れたー!」
カニ「はい、ペーパータオル。これで拭いてから洗ってきなさい」



第三幕――こんちこれまた我が家のリビング。

カニ「――ほい、お待たせ。焼きそば」
客「うん、ありがとー」

客「‥‥あのさぁ?」
カニ「ん?」(←食べてる)
客「気のせいかも知れないんだけど‥‥なんか、ここで出てくる焼きそばって、なーんか食べやすい気がするんだけど‥‥」
カニ「そう? んー‥‥まぁ、ちょいと工夫してるはしてるけどね」
客「あ、やっぱり」

カニ「――ほら? 作る時に麺を半分に切ってるじゃん? あれだよ」

――これは蒸し麺が入っているビニール袋ごと、真ん中でスパッと。
 まぁ大概の場合、袋は殆ど切れませんけどね。

客「あれが? アレって単に、ほぐしやすくしてるだけじゃなかったんだ‥‥」
カニ「んー、まぁそういう面もあるけどね」

客「‥‥あ。でも、そうか‥‥これ‥‥麺が少し短いから食べやすいんだ‥‥」(←箸で持ってる)
カニ「因みに、うどんでも同じことやってるよ」

客「だけど、よくこんなの思い付いたよね‥‥どうやったら考え付くの‥‥」
カニ「いやぁ。これ、私がオリジナルってわけでもないんだよね」
客「‥‥じゃあ、◎◎◎ くん?(=私)」
カニ「それも違う。まだ小さい頃、その時の近所の駄菓子屋さんで、お菓子だけじゃなくて、お好み焼きとか焼きそばも売ってて、その焼きそばが、一つ100円とか安かったから割と食べてたんだけど‥‥なんか量が少なかったのよ。まぁ安かったから気にしてはいなかったけどね」
客「うん‥‥子供用でも一人前で100円は安いね、確かに」
カニ「そんで、そこの焼きそばも家とかで出てくるのよりも食べやすかったの。ほいで色々と気になってたって言うか昔から 物好き 好奇心旺盛な子供だったし、その作ってるところを[じーっ]と見てたの」
客「そうしたら、そこのお店の人が、こんな風に半分に切ってた、と」
カニ「そう。要は麺が半玉だったってコトね。だから安かったわけだ。でも子供のオヤツには、ちょうどいい量でもあるし」


カニ「――こうやって切れば麺の長さも平均で半分になるわけだから、まぁ食べやすいっちゃー食べやすいわね」
客「だけど、まぁ‥‥これは他の人が考えたんだろうけど、でもそういうのって、どうやったら見つけられたりするわけ?」
カニ「その時点で意味があるか無いか関係なしに、できるだけ色んなものを見て接して、記憶に留めておく。あとはそれが該当しそうな、使えそうな瞬間に引き出してきて、まずは試してみる。そしたらその結果を見て、改良・改善・手直しすべきところが無いか色々と考えてみて、またそれを実践してみる――まぁ、こんなところかな」
客「それができれば苦労はしないよ
カニ「あたしゃー、それを常々から実行してるんですけどね」

カニ「あとは‥‥そうねぇ‥‥基準となる知識をできるだけ身に付けるってコトかな? そうすれば色んな知識からの応用が利く」
客「うーん、知識‥‥」
カニ「ほれほれ、前に湯中りした時のだってそうでしょう? 熱中症とかの仕組みを知っていて、その応急措置の方法を知っていて、のぼせるのと熱中症が似たような状況だってことを知っていれば、ああいう風に対処・応急措置ができるわけだ」



第四幕――これまた我が家(←お笑い芸人ではない)にて。

客「――これ。イクラの本物と偽物って区別付く?」
カニ「んー‥‥まぁ大体ね」

カニ「――偽物って、海草から採った液体に色と味を付けてて、目玉は着色したサラダ油で、外側は元々は医療用に開発されたソフトカプセルなんだよね」
客「誰も作り方まで答えろとか言ってないからっ!」

客「‥‥ホンっト! まー何でもカンでも、よく知ってるよね‥‥」
カニ「そうでもないよ。でっ、偽物の場合は、ふにふに動かすと目玉が割と速く[すー]っと動いて上に来るんだ。本物は殆ど動かない」
客「それで見分ければいいんだ」
カニ「あと外側の感触が僅かに違うとか、あと味もごく微妙に違うとか、あと水、特に熱湯に漬けると本物は白くなるけど偽物はならないとか‥‥そんなところかな?」
客「‥‥」(←唖然としてる)

カニ「ただねぇ? 普段からイクラを食べ慣れてる北海道の漁師さんとか、その家族とか漁協の人とか‥‥そういう人たちに食べさせても偽物とは気付かなかった、なんて逸話もあるくらいだから、見分けが付かなくても仕方ないと思うよ? カニかまぼこじゃないんだから」
客「だから、なんで、そんなことまで知ってるわけ?!」
カニ「テレビとかでやってた」
客「‥‥」(←また唖然としてる)
カニ「まぁこれ・人造イクラのネタの大半は雑学本から仕入れた知識だけどね」
客「‥‥なんだぁ‥‥」


――なお、イクラってのは元々はロシア語の単語で、意味は「魚卵」ってのは駄豆(知識)。

 

テーマ:ちょっとしたこと書きます - ジャンル:ブログ

  1. 2011/09/23(金) 21:09:23|
  2. バカって素敵だよな
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<やっぱり挙げてる人はいないっぽい。 | ホーム | そうか! これかっ!>>

 ? ? ? ? ?

コメントの投稿 (NGワードにご注意あれ)


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://fuff.blog106.fc2.com/tb.php/862-3033b709
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Alvz.0x

Author:Alvz.0x
 時に、口調や文体が微妙に適当だったりする場合がありますが、仕様ですね。保証期間も切れてますし、どうにもなりませぬ。諦めてください。
 悪意の伺えるものや宣伝、またそれらに準ずるコメント等は割と情け容赦無く削除しますので文句は言わないようにね?
 あと一部記事の基本コンセプトは「不遜」なので念のため。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する