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(にやーり)

なんか駄文を色々と。 まれに隙間情報を狙い撃ちする素振り(風味)のメモや、コントも。

貴族・グレイランサー

 
 ちと「書評」は面映く、こそばゆいけれど。
 なお中点・中黒を挿んでいるのは意図的なもので、誤りに類するものではありません。
  今回は、その一部について文体をやや本書のそれに近付けてみよう。
  無論、上手く運ぶかは定かではありませんが。


 さて件の「吸血鬼ハンター/アナザー 貴族グレイランサー」――ですが。
 予想よりも楽しめた。
 いくらか懸念していた、あの、読みにくさは然して感じることなく読了できた。

 なおネタバレは全くと言っていいほどありませんが、一応は念のため。

 
 

 そしてヒーロー・グレイランサー卿ですが。

 うーん。
 やや貴族寄りで、口数が多い、かつての――シリーズ開始当初の頃の “ D ” のような印象を受けた。
 何より暗記したパターンの類推と言う形式でなく、グレイランサーの行動原理と言うべきか発想が先に追えたのはある意味で心地よく、またこれは先に触れた読みやすさにも寄与していたのかも知れない。
 言わば “ D ” のような超・超人感までは備えておらず、しかし豪胆でありまた大胆であり慎重でもある。

 ややもすれば脇役に食われかねない危うさは仄見えるものの、さりとて一定以上の存在感はある。

 あと‥‥。
 物語の幕引きは、いつも通り。
 あれよあれよと言う間に幕が下りて終幕。あっけなささえ感じる。


 ‥‥今イチどころか全くと言っていいほど似てないな。
 ここからは普通に。

 あと触れておくべきは、やはり O.S.B. (Outer Space Beings / 外宇宙生命体)について。
 これまでのシリーズでは名称くらいしか触れられていなかったが、その具体的なところが今作において概ね明かされている。
 確かに、貴族が相手じゃ一筋縄どころか苦戦するわな。
 ほぼ――その生死において――物理法則が通用しない相手なんだから。
 心臓どころか全身を一瞬で蒸発させても死なないのに、白木の杭が(心臓を)貫くと滅びるってのは。
  なお一般的な伝承などにおける吸血鬼だと、さすがに全身を一気に灰になるほど焼かれると大概は滅びるはずです。
  そんなことは為し得ませんがね――それには数万度(=核兵器級)とかの高熱量が必要になり、一般的物語の舞台では、そんな高熱源体自体が存在しませんから。
  普通の炎(大抵は 1,000℃ 前後)では、ヒトの亡骸ですら30分程度では難しいのですから。


 あとは‥‥なんだろう。
 読んでいて、どことなく「D-邪王星団」を思い出させた。
 絶対貴族・ヴァルキュア大公がグレイランサーで、ミランダ公爵夫人がミルカーラで、ギャスケル将軍が“ゼウス”マキューラで‥‥ブロージュ男爵がマイエルリンク。
 些か無理があるか。
 と言うかギャスケル将軍は、邪王星団では物語の冒頭で滅んでますが。
  あと、ある意味で言えばグレイランサーは、若かりし頃の(であろう)ブロージュ卿を思わせる部分も無くは無い。
  無論のこと、豪傑然とした好々爺のごときブロージュ卿と、いかにも武人たるグレイランサー卿とでは一見の印象は割と異なりますが。



 さて。
 次は――「先輩と私」(森奈津子・著)でも読むかな。 (ん?)

 

テーマ:書評 - ジャンル:小説・文学

  1. 2011/08/31(水) 21:08:32|
  2. 読み物に係る雑文
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<些か不作だったなぁ。 | ホーム | 健全な精神は健全な肉体に宿る …>>

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 時に、口調や文体が微妙に適当だったりする場合がありますが、仕様ですね。保証期間も切れてますし、どうにもなりませぬ。諦めてください。
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