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(にやーり)

なんか駄文を色々と。 まれに隙間情報を狙い撃ちする素振り(風味)のメモや、コントも。

八雲立つ?

 
 「八雲立つ」と言っても……確か、そんな名前のマンガか何かがあったよね?
 ラジオドラマを聞いたような記憶があるんだけど。

 それはそれとしてね。

 八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を

 ここで取り上げるのは、上記の、建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)が詠んだと伝えられ、日本最古と言われる短歌(和歌)のこと。
 まぁ実際には、なんか縁起ごとの際に上げられる祝詞みたいなものが原型であったらしいですけどね。

 だってさ?
 上記の短歌ごとぐぐってみたけど、意味や内容を説明・解説してるページが無いんだもん。

 そんなら自分が一番乗りするしかないじゃんね?
 永久下痢便運動の時と同じようにっ!

  まぁそれはともかくね……そんなに難しいものじゃ無いはずなんだけどな、これ。

 じゃあ、さくっと行ってみましょ。



 

 と思っていたらっ!
 「やえがきつくる」の部分を「八重垣作る」としたら出てきちゃったよ……。
 単にクエリの選択ミスだったのね。とほほ。
  いくら何でも変だとは思ったんだよねぇ。数も少なすぎだし。

 でも勿体無いから上を追記して、今さら書いても遜色無い程度の内容まで煮詰めて、でっち上げよ……。
 あったとは言え、あんまり詳しいのは無いっぽいから。


 さて、建速須佐之男命がこれを詠んだのは、八岐大蛇(やまたのおろち)に苦しめられていた国津神の足名椎命・手名椎命(あしなづちのみこと / てなづちのみこと)夫婦と、その娘である櫛名田比売(くしなだひめ)を助けるべく――八岐大蛇を退治して櫛名田比売を妻に娶った辺りのこと。

 因みに足名椎命・手名椎命の名前の由来は、足または手で撫でるように(子を)慈しみ守り育てること――から。
 よっぽど子煩悩な夫婦だったってことかな?
 ちーっとも悪いことなんかじゃないけどね。
 要するに、(八岐大蛇に対しては)非力だったものの、いい両親だったってことさね。

 まぁ(この時点では最早、元と言うべきとは言えども)三貴子の一人・末弟の正妻となる娘っコの両親なら、素晴らしい両親じゃなきゃ話にならないでしょうしね。
 マトモじゃない両親からは、大抵ロクでもない子供しか産まれないってもんです。
 そして、その逆もまた然り……神話ですから余計にね。
 現代の規範や常識とは必ずしも一致しない部分もありますよ。
 でも「子は親の鏡」と言うことに異を唱える人はいないでしょ。例外はあるにせよ、ね。


 で、これ(↓)の解釈。
 八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を

 ただ知ってる限り、二種類ばかりあるんですよね。

(1) 八重垣が如き整った雲の立つ(美しい)出雲の地に作った妻を住まわせる八重垣付き住居。八重垣(≒八)尽くしだねぇ。こりゃー縁起がいいや。

(2) ~出雲の地に、妻を住まわせる八重垣付きの住居を作ったけど、更にその八重垣のための八重垣まで作っちゃったよ。けっけっけ。どーだ参ったか!


 えー、危ないので石とか投げないで下さいー(棒読み)。


 まぁ妙に崩れた口語めいた意訳はともかく。
 私どもと致しましては、実に (2) の方の解釈を強く押したいと思う次第でございます。

 まず「妻籠み」は、妻と住まうための(割と立派な)住居のこと。またそれには、妻を(結果的に閉じ込めるが如くであっても)篭もらせてその心身を守る云々と言うような意味を含む場合もあります。

 続いて「八重垣」は単純に言えば、文字通り八重=幾重にも設えられた垣根――つーか塀って方が雰囲気は近いかな――のことですが。
 これは、非常に重要・大事なもの(宝物殿とか?)を守るために設置される障壁的な意味もあるものです、一般的には。
 どーでもいいもの、大したものじゃないものを念入りに守る奴なんていませんって。

 で。その(2)の方を推したい理由ですけど。

 建速須佐之男命のアレな性格的に、そんな感じしません?

 母ちゃんに会いたいよーっと何十年間も泣き続けてみたり、調子に乗りすぎて高天原(たかまがはら/たかまのはら、とも)を追放されるほど好き勝手してみたり……。
 なんつーかですね、櫛名田比売を助けたりした以降はまだしも(以下略)。

 まぁ(良く言えば??)お調子者で人間味ある性格って評されるように、割と極端と言うか、変に凝り性とも言うか……。
 絶対にギャンブルをやらせちゃいけないタイプって言うか。

 加えて、どうも櫛名田比売に惚れ込んでいたのは確かなようだし、あの性格からすれば、八重垣に更に八重垣を作っちゃうくらいのことは如何にも。

 そんな感じ。

 

テーマ:日本文化 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2007/09/02(日) 23:16:30|
  2. 神話・伝承・宗教・掩蔽
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