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(にやーり)

なんか駄文を色々と。 まれに隙間情報を狙い撃ちする素振り(風味)のメモや、コントも。

とーっても簡単

 
 コロンブスの玉子に対して、それを後から。

 「こんなの ~~ を ◎△ しただけじゃん」

――とか言うのってね。

 ねぇ?


 あとは物事を、自分の好みや習慣を基準に、あるいは一面からだけ見て批評・批判を加えることもね。

 

 少し前のエントリで――確かに物語の根幹部分からして元々ツッコミどころが満載過ぎではあるものの――マンガの「彼岸島」に対してツッコミを入れてる意見に対して、更にツッコミ返したり(?)してる私ではあるけれど。
 でもねぇ。
 そういう風に否定的な批評・批判を加えるのって、実は物凄い労力が必要なんですよ?

 何故なら――全く以って言うまでも無い程度のことだけれども――ツッコミ(≒否定的意見)の内容が、ある程度以上の角度・視点から、広い視野で見ても、なお妥当か相応以上の妥当性を備えていなければならないため。
 当たり前ですよ。
 見当違いのツッコミなんて、ただの馬鹿げた妄言・戯言でしかありませんからね
 あるいは、ただの(根拠の無い)悪態やら悪口やら。
 それに(悪意なく? 未必の故意で?)大嘘やデタラメを広めてるって側面もありますね。
  ある特定の(狭い)範囲からしか見ないというのは、そこに隠然とある――良きにつけ悪しきにつけ――理由や原因を知ろうとせぬまま、ただケチをつけてるに過ぎません。

 つまり「世の中の物事に対して主観でツッコミを入れていきます!」――なんてーのは。
 「根拠・裏付け無し、想像・思い付きで悪口を言います/小馬鹿にします!」と言っているのと全く等しいわけですよ。
 ほぼ同じ、ではなく「全く等しい」ですよ。


 幅広い知識や経験のみならず、自分の記憶や判断に対する確認・再検証、何より慎重さが絶対に欠かせません。

 それに加えて丁寧な説明なども必要になることも多いので、真面目にやればやるほど、かなり文字数を要します。

 
 

 こっから先は蛇足。


 その件の、彼岸島のときのアレを例に挙げてみると。

――あれを書いた人は、たぶん軍事・軍隊や、武具に対する知識を全くと言っていいほど持ち合わせていなかったのでしょう。
  当人が、自分をどう評価しているかは知りませんが。

 以前の時も書きましたけれど。
 軍医中佐が率いている部隊なのですから、どう考えたって、少なくとも1個大隊、多ければ1個連隊になるのは当然の話。
 指揮官が軍医とはいえ中佐なんですから、いくら特殊部隊扱いであっても、まず1個中隊程度とは考えられません。
  有り得なくは無いですけどね。
  それに指揮系統としては1個大隊(扱い)であったとしても、人員数が標準よりも遥かに少なく中隊規模程度ってのも考えられなくはないけど……。
  いずれも有り得なくは無いのですが、しかしそれが一般的・平均的というものではありません。

 ですから。
 その部隊の人員数は、考え難いほど少なかった場合でも数百人以上、最大(大型の1個連隊相当)ならば、3,000~5,000人規模になっていてもおかしくはないんです。
 ……さすがに通常規模の1個連隊相当ってのは、いくらなんでも多すぎる(=考えにくい)とは思いますけどね。

 それに研究・開発が主目的の特殊部隊だったとしても、その研究専従員たちを(部隊という集団として)支え成立させるならば、その何十倍・何百倍もの人員が必要になっても全く不思議ではありません。
 24時間体制の見張りや警備、物資や糧食などの管理・運用・輸送から、その他の雑事に至るまで。
 その一部の用については島民を徴発して軍属(相当)として任に当たらせるにしても。
  いくら極秘任務の特殊部隊だったとしても、隠密行動での情報収集や破壊・妨害工作隊でもなければ、そんな少人数と言うことはありません。
  ゲリラ作戦の専従(臨時)部隊でも意外と人数がいる場合も多いものです。
  つーか……映画かなんかの極秘特殊部隊なんつーのは、映像作品としての都合から一桁の人員数しかいない(描かれない)ことも多いものです。
  ……つーか「何部隊連れてきてるんだ」と言ってるってことは、もしかすると[部隊]=[小隊か中隊]って認識でいるのかもしれない。
  と言うか、それ以前に、小隊・中隊・大隊……ってゆー部隊編成・構成に対する認識自体が怪しいかも。
  その割には「輜重(しちょう)≒補給」っつー言葉は知ってたのが奇妙だけど。


――と考えていけば、あの五十嵐部隊に属していた兵員が千人くらいいても何の不思議もないわけです。

 しかし、その人員数を疑問に感じていたと言うことは……?

 その辺りを全く知らなかったと判断するしかないでしょう。

 しかも、指揮官の階級=軍医中佐が指揮官って点は、うっかり見落とすにしては、いくら何でも大き過ぎるんですよ。
 ここまで肝心なものを見落とす/そこから思い至らないようでは(その部分に関しては)批判するに足る最低限の要件すら備えてはいない――と評されても仕方ないくらいの落ち度。
 故に、上述の通り「全くと言っていいほど知らないとしか思えない」――てな判断になるわけです。

 いや、ま、何も、その人を(殊更に)責める意図はないんだけどね?
  槍玉に挙げちゃったから行きがかり上そう取られても不思議ではない形にはなってるけど、その点が主旨では無いので。

  でもなぁ……んな、どうでもいい部分でなく、もっともっと重要で大きな見逃さずにはいられない矛盾点があるのに、そこに全く触れてない辺り……。
  正直あまりにも大きすぎる不可解な点だから、もしやあえて触れずにいるのかも知れないってゆー疑念は払拭しきれないけど……。
  本当の本当に、物語の根幹部分を大いに揺るがし得る部分だもんなぁ。

  それと。
  ……あれ? なんか前に読んだ時と少し内容が違うような……?




 あるいは、こういう例にしてみましょうか。

 誰かが、絵の勉強をしていると語っていたとします。
 それに関して、例えば‥‥「前のが終わってしまったので、木炭と、あとついでにパンも買ってきた」と言っていたとします。

 それを読んだ誰かが。
 「はぁ? 木炭なんて絵の何に使うんだよ? それにパンって‥‥お前のオヤツのことなんか知らねーよw」
――と言っていたとしたら?

 このツッコミ(?)を入れている人物に、絵、特に西洋絵画の知識や経験は全く無いんだろうな、と思うことでしょう。
 あれば、すぐさま「スケッチ、クロッキーの練習でもしてるんだろうな」と思い至るはずですから。
  これを思い至れないなんて本当に考えられないことですよ。

 あるいは「デッサン」という言葉に関して、(頑なに!)人物などのプロポーションや造形バランスのことだとしか思っていない人物がいたとしたら‥‥これまた「マトモに美術を学んだ経験は無さそうだ」と判断されても文句は言えません。
 実経験(同人とか?)は別にするとしてもね。
 「デッサン」てのは「素描」あるいは拡大解釈をしても「下書き」を含む、ってような意味の言葉であって、人物などのプロポーションや造形バランスを指すのは(広まった)誤用だと大抵は言われるはずなので。
 言わない/教えない人なんて絶対にいない、とは断言できませんが‥‥でも非常に考え難い。


 それで。
 この二つの件(木炭とパンの意味が解らないこと、デッサンの誤用を知らないこと)に同意・賛同する人物がいたら?
 これまた同様に「この人も全く何も知らないんだな」と思う以外の選択肢は、私には思い至ることができません。

  そんでっ。
  まぁ手前味噌な話になっちゃうけど……こんな風な話題や題材を例として挙げていれば。
  ちゃんと学んだことがある人からみれば、少なくとも「どうやら、こいつ(=Alvz.)は、美術について全くのド素人ではないかも知れないな」とは思うんじゃないでしょうか。
  その程度の如何はともかくとしても。




 何かの翻訳・和訳なんかに関する件でも似たような趣旨のことは書いたけど。

 知りもしないことにツッコミなんか入れなさんな。
 あるいは……もう少し慎重さってモノを身に付けたら如何?

 より解らない・知らない人にはバレないだろうけど、そうではない人が見れば簡単に馬脚が現れてきてしまうんですよ。
  ちょいと変な言い回しだけどさ。
  だから私は、引っ掛かることがあっても、何とも言えない部分がある(かも)と思ったら、そこには触れません。少なくとも更に学べる(段階)までは。
  あるいは――理解した上で、あえてやってみ(略)。


 もしも、自分が知っているのか知らないのか判断できない、あるいは知っているつもりでいたのだとしたら……話は更に厄介ですけどね。

 だけど……。
 自分が、その件に関して、ある程度知っているか否かなんて、なんか頭が可笑しなことになっている人物以外なら、自己評価でも割と妥当な判断が下せるものとばかり思ってたんですけどね……そうじゃない人が意外と多いってことなんだろうなぁ。
 ですけども。
 自分の主張や意見が、そんな感じに的外れな基礎を欠いたものになってしまっていたら――みっともない・恥ずかしい、とは思わないんでしょうか?
 それとも「この俺様が、そんなハズレであるわけがない!」とでも思っているんだろうか?

 こういう過信としか言いようが無い自信を抱いている人の多さが不思議で仕方が無いんだよねぇ。
 多少というか稀にはいるにせよ。

 ま。
 こういう風に書いてなお「ヒトのことを(小)馬鹿にしている!」とか思う人は思うんだろうね。
 もちろん! そう思われてしまう(ことがあるだろう)ってことも想定内ではあるけどさ。
  確かにある意味で言えば馬鹿にしているとも言えなくは無いしね。
 ――「何でまた、こんな基礎中の基礎を欠いたままでいられるんだろう?」って言ってるわけだし。

  でも、小馬鹿にする前に、まずは不思議で仕方が無いってのが先立つんだけど……言っても通じない≒絶対に納得しない人は納得しないもんだし。

 

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  1. 2010/05/08(土) 08:05:21|
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 時に、口調や文体が微妙に適当だったりする場合がありますが、仕様ですね。保証期間も切れてますし、どうにもなりませぬ。諦めてください。
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