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(にやーり)

なんか駄文を色々と。 まれに隙間情報を狙い撃ちする素振り(風味)のメモや、コントも。

[ふいんき]を何故か変換できない…ってのは

 
――すでに割と小ネタ/ギャグとして根付きつつあるけれど。

 いくら MS-IME など一部の日本語入力フロントエンドの出来がアレとか言ったところで、やっぱり単語程度で変換できない=変換候補に現れない場合は――ある種の専門用語や新語・造語でなければ――まずは自分の方を疑うべき
  私の場合は、なにせ単語レベルでの変換が身に付いてしまっているので、ちょっとやそっと出来が悪くても気にならないことが多いですけどね。

 それに。
 いくら MS-IME とかの出来が悪いと言ったって、そんな大昔のモノと比べなくとも、まぁ実用になる程度には賢いですよ?
 入力した日本語が文法的に整っていて、言葉遣いが乱れていない限りは。
 さすがに助詞や構文が間違っていたり、また崩れ加減の口語の変換になると徐々に厳しくなっていきますけどね。

 ま、そんなところを前提とした上で、そもそも(素直に)変換できるはずがない言葉の誤りの話。

 
 

 割と見掛けるものや、目が止まったものをまとめて。


 まずは聞いたときの音に頼ってしまったんだろうなぁ、と言うもの。
 「ふいんき」も、ここに含まれるんでしょうね。

 「やもえず」・「やむおえず」――「やむ(止む)を得ず」です。
 意味は、不本意ながらもしないわけにもいかないので……と。
 類語・類義語としては「致し方なく」・「仕方なく」辺りになるでしょう。

 また上のと同様のものに 「とまれ」――ってのも見たことがあります。
 説明しないと通じない/判断できないでしょうけど、文脈的には「(何は)ともあれ」が来るべき部分でしたね。

 「一様」――「一応(いちおう)」でしょう、ああいう使い方なら。
 ただこれは、一様(いちよう)って単語もあるんで変換できちゃいますけどね。
 「いちおう:一応」は「大体・およそ」とか「大雑把に見なせば」なんて感じの意味ですね。
 「いちよう:一様」は「全体を通して似ている」とか「似たり寄ったり」・「押しなべて」なんてところでしょう。

 「阿保」――「阿呆」ですね。
 確かに発音する際は「あほ」で終わらせてしまうことも多いですけどね。

 「一色単」――「一緒くた」でしょう、きっと。
 意味は、種類や分類などお構い無しに一まとめにしたり、扱ったり捉えること……と。
 慣用句ですけれど類語としては「十把一絡げ」とかもあります。
 因みにこれは必ずしも、本来なら分けるべきものを混ぜて捉えている、と言うことのみを指しているとは限りません
 分類してみようかという手順や判断を省略して――って感じかな。
  なんかこれ、意味が正反対になってるような気が。


 続いて誤変換系。
 要するに同じ読みを持つ異なる文字を当ててしまっていたり、あるいは似た形状の文字と取り違えているもの。
 「廃価版(はいかばん?)」とか、外来語ながら「リファス」などもここに含まれるでしょう。
 それと。
 浅慮なことに、合っているにも拘わらず「文字の意味や使い方が適してないから変えてしまえ!」――なーんて考えてしまうスイーツ(笑)脳が生み出してしまうような類の、作為的な(でも見当外れな)誤用も含めてみましょう。
 ええ。その人が理解できない・知らないということが、発生の大きな原因です

 合っているものを「合ってない! おかしい!」なんて思い込む辺り、随分どーかしてます。悪い意味で。
  なんで確認しようとは思わないのか。

 「素」――正しくは「素敵」です。
 漢和辞典でも国語辞典でも調べてみましょう。
  まぁ言わんとしていることは理解できますけどね。ただ「敵」ってのは、自分と利害が反する仲が悪い相手って意味(ばかり)じゃありませんよ。
  それと。
  これは、どうやら大昔から同じことを考える人が多々いたようで、一部の辞書には「素適:→素敵に同じ」などとして掲載されています。
  ただね。
  こういう載り方をしている言葉の大半/殆どは、誤用が一定以上普及してしまったもの、という公算が極めて高いのでご注意あれ。


 「野」――「野」ですね。
 これは、なんでそんな置き換えをしたんだか全く以って謎。
 ただ――検索でも掛けてみると判ると思いますが――これを使っている人って割と意図的に、あえてこの文字列を利用しているはずなんですけどね。
 まだ「素適」ならば、文字の印象面からして置き換えようと思ってしまうのも理解できなくはないですけれども、しかし、これは‥‥置き換えを行なおうと思いつく、その発端の意図が類推すらできません。
  無論のこと、無理からな理屈は見出せなくも無いのですが、そんな些細な意図で、わざわざ置き換えようと思うのは・・・・。

 しかもこの「野朗」は「廃価版」などとは異なり読めないから間違えたってモノではなく、まず読み方は正しく把握できていて、最初は正しい文字列に変換されたであろうものを敢えて変更しているはずですからね。
 誤って使ってしまっているってことでは無いはずだが、しかし敢えて変更する理由も解らない。
 故に、更に謎は深まるわけです。

 ただこれを使う人の殆どが「内蔵←→内臓」のような誤変換や脱字が多かったり、顔文字(含・絵文字)や、その代用として記号の変な使い方の、その使用頻度が高かったりするように見受けられるのはナゼでしょうか。
  そこら辺に何かの手掛かりがあるのかも知れませんが、今のところ見出せていません。たぶんね。

  あと記号や顔文字などの示す意図ってのは、割と属する集団によって大きく異なることもあるんですけどねぇ。
  そういう相違が存在するということを知らないんでしょうけど。


 しっかし。
 こういう類のは、単語登録でもするか、あるいは延々と辞書に学習させ続けて辞書側が根負け(?)でもしないと、普通は、連続する単漢字変換として扱われるはずなので、よほどの過信家か、あるいは度を越して注意力が散漫な人物でないと、かなり違和感を伴うと思うんですけどね。
 あるいは、言葉というものに全く欠片ほども(と言っていいほど)配意していないか。
 それとも冒頭の方で書いたような IME の出来不出来を誤認・過信したことに起因する誤りとか。

 意図的に変更しているのだろうとは思うわけですが、なんでそんな馬鹿げた、誤った変更・置き換えを訂正だと信じ込んで行なうのやら。

 またこういうのの類似品(?)として「仔」の誤用もありますね。
 「仔」って文字には「にんべん」が付いているものの。
 その意味は「人間ではない動物=哺乳類など主に陸生生物の幼体、成体になる以前の個体」ですよ?
 あるいは、性成熟以前の個体という表現でも良いかも知れませんが。
 まぁ自分に対して使うのは知ったことではありませんが――下手すりゃ蔑称と見做されても反論は難しいようなことになっているんですけれども、それも含めて解ってて使ってるんですかね。


――ま、今回は、このくらいで。

 中途半端/生半可な「こだわり」は、逆に恥ずかしい/みっともないと思いますが如何なものでしょうか。
 ましてや裏付けすら(取ら)ない「こだわり」なんて、ただの馬鹿げた思い込み(的外れ)ですよ。


 あ。因みに「過信家」は、自信家にかけた造語っつーか、少なくとも一般的な表現ではありません。念のため。

 

テーマ:ことば - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2009/10/11(日) 12:13:14|
  2. 皮肉しりーず
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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