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(にやーり)

なんか駄文を色々と。 まれに隙間情報を狙い撃ちする素振り(風味)のメモや、コントも。

実にさっくりM88について

 
 M88 は――(以下略)。

 
 

 作者は cisc さん。
 たぶん、もう開発は終了しちゃったのかな?
 とは言っても、特に気になるような部分は無いけどさ。
  ふと、いくつかの案件が脳裏に浮かんだけれど、それって逆に M88 にあって np2x シリーズに欲しいものとかだった。


 そんで。
 機能的には、もう必要十分どころか十二分

 それこそ無茶に等しいような要望なら頭に浮かぶけどね。
 無理やりな HDD 機能の実装とか(←使い道は思い浮かばなくもないけど、まー必要ない)。

 有り難い/気に入っているところは。
 まー何と言っても、プロセッサ(のエミュレーション)・クロックを 1MHz 刻みで自由に選択できるってところでしょう。
 もちろん。
 実機は、初代~FR/MR なら 4MHz 固定、FH/MH 以降なら 4/8MHz ですけどね。

 意外とアクション/シューティング系などだと、4MHz でも速いとかってのもあります。
  何せ、ぬるゲーマーなもんでね。
  実機当時は、対応可能ならV2モードを諦め、V1H/V1Sモードに落とす――とか色々やってたものですよ。
  ARCHON とかはV1でもV2でも動いてV2ならアナログ表示になるんだけど、それだと動きが速すぎるので仕方なくV1Sとかで遊んでたっけ。

 また一方で、ADV やら RPG やら SLG なんかだと、V2/4MHz くらいじゃ遅くて(今となっては遅すぎて!)、ついでに言えばプレイするのはいいけれど余計に時間が掛かってしまうって点がアレでナニ。


 あー念のため書いておきますと。
 そもそもエミュレータってのは文字通り、見習うとか模倣するというように、この場合なら、かつて存在したハードウェアと同等に使えるようにするもの。あるいはそれを再現するもの。
 故に本質的には、機能や速度も(実機の)あるがままに再現されるのが相応しい――ってのは考え方としてあります。
 つってもね。
 一方で PC ってのは、全ての面ででは無いにせよ、より高速である方が好ましい(≒便利・快適・あるべき姿だ)って観点もあるわけで。

 そんで。さすがにアクション系とか実行速度の再現性・忠実性が重視されるモノは別だけど。
 そうではない、RPG/SLG あとインタラクティブなノベルウェア(今のアドベンチャー/AVG と呼ばれるものの殆ど全て)なんかだと、作品の進行上で重要な部分(演出で)の「間」を再現する場合を除けば――まー動作が速い方がイイのは、その通りなわけで。


 閑話休題。
 その点 M88 であれば――そりゃーエミュレータだからって言っちゃうとそれまでだけど――前述のようにクロックを 1MHz 単位で設定できますので、V2/2~3MHz とかにすれば、速度としては V1H/V1S に近くなりつつ V2 モードの機能を利用できます。
 更にそれだけでなく、アプリケーションとしての動作速度の比率も 10% 単位で設定できるのも優れもの。まぁ使い方を誤るとアレな機能でもあるけど。
 これはあくまでアプリ動作の比率なので、サウンドなどもその比率で動いてしまいます。2倍速再生とかみたいに。
 とは言え、10% 刻みで設定できるわけで、あとほんの少しだけ速い/遅いといいのに――ってな時には便利。
 あるいは、とにかく全般的に処理の進行自体が遅いってな場合の早回し的な機能ともなります。
  殊この全般的な処理って点に限っては元が速すぎるってことは無いでしょうからね。

 クロック数自体の上限は母艦(動作させる Windows PC)に左右されますけど。
 Pentium3-M/1.2GHz でも最大 Z80/200MHz 相当ほどで、また PentiumM/2.0GHz なら Z80/540MHz(!!!!!)相当程度で動作するので、よっぽどのアレやコレでも、まず不足は無いでしょう。
  さすがにエミュレート対象のPC-8801シリーズと、母艦となるWindows-PCでは絶対的な処理能力が比べるまでも無いほど違いすぎますから。
  例えばPentiumM/1.6GHzだとクロック数だけでも400倍、プロセッサ全体としてのIPCでも10~20倍くらいは優に違います。

  つーかクロック数だけで言えば、200MHz っつったら P55C クラス、500MHz つったら Pentium III (Katmai) クラスですよ?

 そもそも Z80 は最もポピュラーな Z80A で 4MHz、MZ-2500 などに採用されていた Z80B なら 6MHz、また Z80E/(同)H/μPD70008-8 でも 8MHz なので、それ向けに作られているソフトにおいて、元々の状態(4~8MHz 程度)で処理能力が不足気味だったとしても、M88 上において実現できる速度で、なお不足すると言うのは有り得ないはずです。

 そんで。
 PC-8801(mkII SR・以降)向けソフトを、クロックを 10~25MHz ほどに上げて動かせば、まずほぼ全てのソフトにおいて不足を感じるようなことは無いでしょう。
 むしろ速すぎてソフト側が付いて来られないこともあるくらいですから。
  例えば――試した範囲では――B.P.S.のテトリスが8MHzでは止まってしまい、4MHzでは動いたってのがありました。
  それ以外にもクロックを上げていると、動かないってことは無いものの、描画のみが先に終わり音だけ流れてるとか、あるいは音が途中なのに次に移ってしまうとか、そういう不具合が出る場合もあります。

 あと、スナップショット(どこでもセーブ)やスクリーンショット機能なんかも便利ですし、更に演奏しているサウンドを Wave ファイル(Linear-PCM)で保存する機能も備えます。
 またジョイパッドにも割と細やかに対応しています。
 色々と便利。


 欲しい機能と言えば……。
 あーそうだブランク FD イメージの作成機能が無いってのだけは痛いね。
 今は既存のイメージをコピーしてフォーマットをかけて、擬似(?)ブランクディスクを作るような感じだから、これが本体のみで行なえれば便利なことこの上なし。
  何かブランク・イメージを作成できるツールもありそうなもんだけど、あるのは P88SR ベース、PC-98 DOS向けのばっかりなんだよなぁ。

――と思っていたら。
 M88 単体で作れるんだ……知らなかった
 そういうメニューが無かったから気付かなかったっつーか、無いものだとばかり。
 しかも、2D/2DD/2HD が選べて、かつ Disk-BASIC フォーマットの有無までも指定できるじゃん。
 道理で、そういう機能を持ってるツールが存在しないはずだよねぇ……本体に組み込まれてる機能にあるんだから、わざわざ同じ機能を外部ツールでフォローする意味なんて無いもんねぇ。
 もう少し前に気付きたかった。

 あと、無理からに強いて言えば。
 当該ソフトを持っていないとアレですけどね。往年の、ある意味で憧れのハードウェア・JAST-Sound のエミュレート機能が無いのは残念ってくらいかな。
 いいよ、なくても。
  知人に(本当に!)持っているのがいて聞かせてもらった記憶がありますけど。
  なんか、デスクトップ用のスピーカー(の片方)っつーか安っちい小型のサテライト・スピーカーっつーか、そういう形状だったはず。
  ……ああ、なるほど。
  np2&「天午後・番外編」で聞いてみたら「そうそう、こんな感じの音声合成だったっけ」と。



 そんなこんな。
 んーブランク・イメージが作れるとなると本当に不足は無いね。
 さすがに Ver.2.21a だと互換性とか動作上の問題なんかも(ごくごく些細な、回避策もある問題点を除けば)私が使ってる分には見当たらないしね。もしかしたら何かあるのかも知らんけどさ。
 何にせよ特に何の不足も不満も無い、良いソフトですよ。


 なお。
 動作には実機の BIOS などを始めとした ROM ファイルが必要ですので悪しからず。
  しっかしROMファイルを「ROMイメージ」と呼ぶのは理解できなくも無いけど。
  たまにいる、ディスクイメージ(・ファイル)のことを ROM 云々って呼ぶヤツは一体どういう言語感覚をしているんだろうね?

  まぁ歯に衣着せずに言えば、かなり頭がおかしいか、あるいは不正・違法入手したヤツって以外には無いでしょうけどね。
  本物を知っていたら、そんな風に呼ぶことには果てしない違和感を伴いますから。

  フロッピーやCDを、ICとかLSIとかメモリって呼ぶようなもんですからね。
  そんなヤツに出遭ったら……「こいつ、おかしい(主に頭が)」って思うでしょう? そういうことです。

 

テーマ:パソコンな日々 - ジャンル:コンピュータ

  1. 2009/09/09(水) 09:09:09|
  2. 昔のPC・ソフト/エミュレータ
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