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(にやーり)

なんか駄文を色々と。 まれに隙間情報を狙い撃ちする素振り(風味)のメモや、コントも。

Wizardry 四方山話(1) [Update!!]

 
 第1回(ぇー)はアイテムに関して。

 あ。
 当然ながら FC 版などのことは知りません(≒眼中にありません)。
 あんなの。
  まぁ訳って言っていいやら微妙だけど。
  それと、LONG SWORD+2 を SWORD of SLASHING とか言われても。歯に衣着せずに言えば「なんだ、それ?」としか。
 

 すげー違和感を感じる英文/英語なんだよね。
 命名規則が今イチ英語的な英語には見えないっつーか、著しく他のアイテム類と異なる。
 ニュアンスっつーか、組み合わせが微妙だったりするのが多いから。

 更に言えば、それの和訳=日本語表記での名称は、もっとアレでナニすぎ。
 そんなものに頓着したって仕方ないでしょ?
  とは言え、あれ(英語表記)って本家・Sir-Techの人が考えたはずなんだよなぁ……どういうことなんだろ。
  見てるぶんには、日本人が考えた日本語(の名称)を日本人が英語化したものに見えるんだよねぇ。


 一方で国産PC版の「フォア・チューン」の訳は、ホントに秀逸。メッセージ類の部分だけど
 さすがは Mad-Overlord こと Trebor の協力まで得て翻訳しただけのことはあると思う。
 完全に、全てが忠実で最高、とまでは言わないけど、かなりオリジナルのニュアンスやエッセンスを再現できてると思う。
 あんまり日本人向けでは無いけどね。正に好事家向け。
 だからこそ、あの、さらに凄い #4 The Return of WERDNA のメッセージ群が完成したんだろうなぁ。

 ただし、ゲームとしてのFC版への評価は別ですよ
 私個人としては好きになれないものの、しかしゲームデザイン・設計としては(特に、万人向けという観点において)優れていると思います。
 私の好き嫌いと、その出来不出来は別物ですから。
  なお、FC 版のメッセージも(その殆どは) PC 版と同じものですけどね。
  要するに首を傾げるのは、アイテム名。
  まぁどうやら、それに先んじて Mac 版の #1(のみ)が、FC 版などと同様/ほぼ同じアイテム名称だったりするわけですけどね。

  ついでに。
  +1/+2 とかっつー名称に違和感を抱く人も多いみたいだけど。
  少なくとも +1/+2 っつー名称の武具に関しては、規格品というと語弊があるけれど、別に取り立てて区別すべきような能力は持ってないアイテムだって気付きません?
  ただ命中率や威力が大きいってだけですからね。
  いくら魔法などで強化されている高価なモノとは言え、そういう「ただ強化されている類のもの」に固有名詞を与えたりはしないんじゃないかなぁ。
  無論(具体的に) +1/+2 ってコトになっているのは、ゲームでの扱われ方・表現上のモノに起因するわけだけど。


【追記】201010
 あと。
 ……原理主義者かぁ(苦笑)。でも、まぁ、そうだろうね。
 そうは言っても。
 別に FC 版などのコンシューマ版自体を否定する気は無いんですよ?
 ただ、そういうコンシューマ版しか認めないで、源流とも言うべき PC/Apple 版を否定したり、けなしてくる人が大嫌いであるのと、主観=個人的な趣味嗜好として FC 版などのコンシューマ版が面白くない≒Wizardry の良い部分のいくつかを潰してしまっていると言うことと、あとゲームスタジオなどの訳が酷すぎるって部分――などから……【私はコンシューマ版が嫌い】ってだけの話です。
 好きな人がいたって全く不思議ではないし、その人のことを否定する気もありません。

 おっと!
 これ以外は主観ですが――ゲームスタジオなどの訳が酷すぎるって部分は主観ではなく客観ですよ?
 解釈の相違とかではなく、誤訳にしても酷いメチャクチャなものが相当数、含まれてますからね。

 それに。
 「原理主義」ってのを噛み砕いて言い換えると「オリジナル(原点)尊重主義」ってことですよ?
 独善的で排他的・攻撃的な強行主義(者)――って意味ではありません。
  故に、コンシューマ版のファンや至上主義者は、原理主義者になりたくともなれません。
  てゆーか、わざわざ注釈を打ってることを読み誤られると困っちゃうよ。 【追記終了】



 そんなわけで、この記事は、国産 PC 版&IBM-PC 版& APPLE ][ 版が対象です。
 国産 PC 版と IBM-PC 版は(ほぼ)同じですけどね。

 ま、さくさく行ってみよー。

 
 

○BLADE CUSINART' (#1-4)
 まぁシナリオによっては CUISINART って表記の場合もありますけどね。
 まぁこれはご存知の通り、フードプロセッサ(から着想を得た架空の武器)です。
 なにせ #4 には、手持ち型のフード・ミキサーをゴツくしたようなグラフィックが(敵キャラクタですけど)出てきますしね。
 何より、Trebor がそう言ってるんだから仕方が無い
  POPCOM か、月刊アスキーか何かでのインタビュー記事だったような気がするけど、うろ覚え。
  私個人も、元々は「普通の(強力な)剣」派だったんですけどね……作者に言われちゃーね。
  ただ。
  よくよく考えてみれば……“Blade” だから、普通(の形状)の洋剣ってのは不自然なんですよね。
  これが、↓ の日本刀のようなタイプの刃物であるなら、まだ比喩的な面も含めて解らなくもないんだけど。


○MURAMASA BLADE (#1-2/4-5)
 ただし #5 では ~ KATANA ですけど。
 オリジナルである APPLE ][ 版では “MURASAMA BLADE” っつー表記だったのは有名な話。
 同様に SHURIKENS も “SHURIKENTA” と。
 ……なんでだか(?)ウチでは割と MURAMASA BLADE は HATAMOTO が献上してくる。
 そりゃ HATAMOTO も持ってる(=出し得る)設定になってるけど、あんまり他の敵は出してこない。
 更に因めば旗本は、将軍直属で石高が1万石以下(未満)の上級武士のこと。
  まぁ時代劇でも見ていれば「~直参の旗本」云々って言葉は時折は出てきますけどね。

○GARB of LORDS (#1-2/4)
 “Garb” は名詞の場合「身なり・衣装」という意味になります。なるほど、正しく「ロードの衣装・装束」ってな意味であるのが判るでしょう。とりあえずこの表現の場合、少なくとも全身(板金)鎧=Plate mail/Suits-armor とは考えにくいはずです。
 また “Lord” は支配者・国王・領主、あるいは公爵未満の貴族(含公爵の子息)を指します。ろーど・ろれんす・おぶ・のーざんぷーる。
 個人的には欧州版 Wizardry での Paladin って名称の方が、まだクラスの実態に即しているとしか。それでも微妙ですけどね。
 なお、その欧州版では Priest は Cleric ですから心配はいりません。
 ほいで。
 これを Armor of Lords っつー名称に変えてしまった場合なら、なるほど Suits-Armor であっても変ではありません。

○RING of MALOR (#1-2/4)
 ただしシナリオによって、HELM だったり DIADEM だったりしますけど。
 まぁ実際(?)には斉天大聖が三蔵法師にはめられた緊箍児(きんこじ)みたいな形状のもののようですし、それなら Diadem が適切でしょう。
 RING でも間違いではないような気はするけど……すんなり「頭に付けるもの」だと理解するのは困難かも。

○SWORD+3(E) (#1-2)
 ……“Sword” と “Saber” は、かなり別物ですよ。
 Sword は以前にも書いたように刃物と鉄パイプとの混合的な設計であるのに対し、Saber は突く・切る方に重点を置いて設計されているものです。
 考えてみりゃ Saber は洋剣よりも、日本刀に近い設計思想なんでしょうね。
――もしもコナン(名探偵や未来少年じゃない方)の持っている Great-sword=両手持ちの大剣を、日本刀とか斬馬刀って訳されたら変だと思うでしょ?
 もっと因むと本当の「斬馬刀」って、すっげーひょろ長い日本刀ですよ? 刃渡り五尺とか六尺とかの。
 もっともっと因むと “Sword” の読み(のカナ表記)は「そーど」ですよ。この[ w ]は発音しません。
 念のため。

○COLD CHAIN MAIL (#1-2/4)
 オリジナル・APPLE ][ 版での名称は “CHAIN PRO FIRE” です。
 この “Pro” は SHIELD PRO MAGI と同様に “Protect(ion)” の略。これに from か何かが隠れてるのかな?
 因みに “Mail” だけでも実際には「鎖帷子」って意味になります。
 つまり “You've got mail.” というと「アナタは鎖帷子をもらいました」って意味になります。誤訳ですけど

○DAGGERS (=)
 大振りの果物ナイフとかアーミーナイフ的なものだと思い込んでる人も割と多いようですけどね。
 Dagger っつーと、およそ刃渡り 30cm ほどはあります。サバイバルナイフなんざメじゃありません。
 ナイフ(Knife)よりも遥かに大型の刃物で、強いて日本流に言うなら……刃渡り一尺ほどの、小ぶりの脇差って感じかな。
 あるいは大きい柳刃包丁? それとも鉈の親戚?

○MACES (=)
 まぁ Wizardry に限った話じゃありませんし、また一部では有名な話ですけどね。
 確かに Mace は金属製か、または金属などで補強された木製の棍棒みたいなモノですから、それで殴っても、あんまり血は出なさそうってのは、まぁその通り。
 刃物で切りつけるよりも派手に血が出る・噴き出すってことは起こりにくいです。
 しかしね。
 元々 Mace は、板金鎧の上から殴りつけて、鎧ごと叩き潰すって趣旨の武器ですよ?
 また Sword は、接触面が少ないことで鎧ごと折り曲げて身体に食い込ませるって趣旨といえば近いでしょうか? それだけじゃありませんが。
 西洋の場合は、全員が身に付けているわけではなかったとは言え、板金・金属鎧が日本よりも遥かに普及していましたからね。それに応じて武器も相応の形に進化したわけです。

○AMULETS (=)
 うーん……まぁ Amulet でいいような気はするんだけど……微妙だ。
 まぁでも Talisman よりはマシ。
 ……大抵の場合、大きなペンダント・ヘッドのような、金属や宝石・貴石、あと焼き物や樹脂などが組み合わされたモノを思い描くでしょ?
 そんで #5 で同様のものを ANKH にしたのは、宗教的な意義さえ考えなければ正解だと思う。
 なお “Amulet” は「護符」とも訳されますけど……護符って紙切れですよ? 布とかもあるけど。要するに貼り付けたりして使うタイプの魔除けとか何とかのこと。
 日本語には Amulet を綺麗に訳せる言葉がないんですよね。

○PRIEST PUNCHER (#2)
 賢者ウラサムに因ればナックル式の武器だってことですけど、思いっきり不確定名称が SWORD なんですよねぇ。
 まぁ坊主に大打撃(刑事じゃない方)を与える剣ってことなんでしょうね。
 でもこれ、滅多に出てこないんですよねぇ……むしろ MURAMASA なんかよりも遭遇(入手)確率は低いかも。
 データ上は MURAMASA/GARB/SWORD of SWINGING…なんかと同じ入手確率なんですけどね。
――こういう風に、何らかの(特徴のある)特別な能力・威力を持っていないと、わざわざ固有名詞を与えたりはしないことが多いと思いますよ。
 特に、別に魔法(の物品)が、そこまで珍しいものではない世界において、さらに英語的に捉える(≒考える)とね。

○WINTER MITTENS (#2)
 これは……Mitten を簡単に言うと「鍋つかみ」みたいな形の手袋のこと。親指とそれ以外みたいなヤツ。
 それに “Winter” が付属しますから、特に防寒性能の高いミトンであることになります。
 これまた賢者ウラサムに因れば、(北欧神話での逸話による)ヤドリギの樹皮から作られた、強い魔力を秘めるモノってことだけど……。
 単に子供用の手袋(を想起させるもの)が強力な篭手だったら面白そうってんで設定されたんじゃないかって気が。
 因みに、Glove だと本来は手袋(状の装具)を指します。籠手の場合は Gauntlet ですね。
  まぁ文字数の制約で、本来なら Gauntlet(s) とすべきところを Glove(s) にせざるを得なかったのでしょうけどね。

○GRANITE STONE (#2)
 花崗岩(の中でも特に白御影)のことを指します。その語源はラテン語の Granum だそうな。
 ……いくつかの憶測はできたんだけど、そんなものを提示しても仕方ないのでここまで。
 イリノイ州に Granite city ってのがあるんですけどね……そこに何かの逸話が隠されていたりしないかな?

○MAGIC CHARMS (#2)
 “Charm” は一般に魅力とか魔法って意味ですが、装飾品に付属する飾り鎖、あるいはお守り・魔除けっつー意味もあります。
 ……まんまですね。なんせ不確定名称が[? Necklace ]ですからねぇ。

○HAUBERK (3#)
 要は Chain mail (不幸の手紙)なんですけどね。(ん?)
 こういう言い方を(あえて)する場合は、かなり古い=古典的なタイプの鎖帷子を指すでしょう。
 強いて意訳するなら、儀礼・儀式用かな?
 でも儀礼・儀式用ならば、普通は Chain mail よりも Scale-armor や Ring-mail 辺りを使うはずですけどね。

○MARGAUX'S FLAIL (#3)
 これに関しては、一圓光太郎さんの「ウィザードリィの神話学」をお読み下さい。
 それに追加で憶測するなら……たぶん Curse は、モンティ・パイソン的なジョークなんじゃないかと。

○FLAME TONGUE (#3)
 えーっと。
 元から “Tongue” には「炎」っつー意味があります
 火にくべられた薪から上がるような、チロチロと揺れて燃える炎を指して言うわけですね。
 ついでに言うと、さらに “Tongue” には「刀身」という意味もあります
 そこら辺を一通り踏まえて考えれば――素直に、刀身から炎が揺らめいている(ような、魔法の)剣って捉えるのがごく自然……ということになります。
 別に、なーんにも不思議でも難しくもありません。多少の重複(の解釈)はあれど、まんまですから。

○DUB of PUCE (#4)
 訳せば「暗褐色の、勲爵士(ナイト爵)の称号を授ける(もの)」ってな厳しい訳になります。
 普通 Dub って動詞だから。名詞的な使い方するかな……?
 それと、いくら「ブルー・ブラッド・スペシャル」だっつーても、これを青い絵の具と考えるのには無理があるかと。

○DREAMPAINTER KA (#4)
 これについても一圓光太郎さんの「ウィザードリィの神話学」をお読み下さい。
 さすがにあの人には舌を巻きます、巻くしかありません。
 特に、これについての考察は群を抜いていると言っても良いでしょう。お手上げ。脱帽。感服。敬服。

○CHRONICLES of H (#4)
 かの The Softalk all stars (less one). の Less one に当たる、スカラ・ブラエのホークウィンド卿の年代記っつーか自叙伝みたいなもんなんでしょうかね。入手は不可能らしいです、やっぱり。
 ……いずれデータを書き換えて見てやろ。
  ただ Chronicles をより厳密に訳すと……もしかすると……自叙伝とかではなく、家系図なんかを含めた「ホークウィンド家」の記録であるのかも知れない。

○ST. RIMBO DIGIT (#4)
 訳すと「聖リンボーの指の骨」……ってのは、あちこちに出てるでしょうね。
 これも Reliquary に収まってたりして。
 因みに「デジタル」の語源が、この Digit =「指の骨」または「指折りで数える」ってことですよ。

○ADEPT BALDNESS (#4)
 訳せば「名人のハゲ頭」……うーん、どうしたもんやら。
 まさか、その名人を殺して、頭の皮を剥いで……Cursed だもんなぁ。
 でもダメージ0の上に、尋常じゃない能力値補正、行使する魔法の強化、加えて魔法ダメージからの強力な防御もある。
 謎ですね。名前からでは。
 あっ! でも不確定名称が “A HAIR REMOVER” だ……。


――ま、こんなところで。

 根本的に Wizardry はアメリカ(≒北米文化圏の)人が作ったものです。
 特にっつーか多岐に渡る神話や伝説、更には創作された物語から SF に、さらにはボードゲームやモンティ・パイソンまで、随分と幅広く、そのエッセンスを取り入れています。
 また中世から近代までの魔術も多く見られますし、あと割と北欧系の神話や伝承の類も多いような気がします。
 コメディやギャグ、ジョークまで含めて、物凄い、ごった煮な状態。
 Werdna か Trebor か、あるいはご両人ともなのかは知りませんけど、随分とその辺りに堪能でいらっしゃるのでしょうね。

 突き詰めていけば行くほど……メッセージなどからは、シリアスな感じは受けません。
 根本的に、コミカルと言うか。さすがに「バカゲー」とまでは言いませんし言えませんけれども、でも似たような印象は払拭できません。要するに、バカゲーとも相通ずるような要素(の断片)が散りばめられたゲーム……とでも言えばいいかな。
 正直、冷気防御のパラメータを持つ “ Hot plate +3 ” とかって、フッ素樹脂加工されてるとしか思えないような鎧が出てこないのが不思議なくらいですよ。(:P)
  まぁ Hot plate ってのは(加熱型の調理器具としては)和製英語だけれど、でもあながち間違ってもいません。
  というか、ああいう調理器具は(元々は)欧米には無いですからねぇ。



 ともあれ、アレコレ扱おう/考えてみようと思ったら、そこら辺の最低限以上の知識が無いことには明後日の方向に(楽しそうに)進んで行ってしまうだけでしょう。
 いや、別に私は止めはしませんけどね。
 要するに、単純に単語単位で調べるだけでは厳しいことが割と多いってことです。
 仮に言葉の意味が解ったとしても、では何故にそういう言葉が提示されたのか、までは解りませんからね。
  まぁ今回は、そこまで面倒っちいものは殆ど無いですけど。
  つーかさぁ……こういう類の説明や解説または考察に当たっても「辞書すら調べてないな、こいつ」ってのが、わちゃわちゃ居るけどね。
  言葉すら調べないで、解説とか説明とか考察とか……頭の中が100%・ゴミムシダマシの幼虫で埋め尽くされてるんじゃないか、と。

  もし大概の辞書なら書いてあるはずのことに行き着いてなかったり、そういう意味も普通に含む単語にも拘らず「意訳で解釈すれば~」とか語っていたりしたら。
  こんなの、まともに調べていないってコトの証拠以外に何かあるんでしょうかね。
  それとも学習用の中でも最も簡単な(=収録内容・語数も最も少ない)、児童用とかでも愛用してるんでしょうか。


 それと……単語を調べるにしても、少なくとも中学生・高校生用などの学習用は論外として、最低でも小型・実用級のもの、できれば中型辞典くらいの、しっかりしたものが欲しいところです。
 学習用は飽くまでも「日本の学校で教わる英語」のための辞書ですから、まぁ日常会話や映画程度の英語相手なら役立ちますけど、このテのものを扱うには力不足にも程があります

 しかもゲームとかだと中辞典クラスでも厳しいことがあります。特に Wizardry のように、様々な神話・伝承・哲学・科学など多岐に渡る題材が混ぜこまれているものですと、タウンページみたいな大きさの、大辞典クラスの辞書が必要だと言っても過言ではありません。
 つーか実際に必要だったもん!
 あるいは、もっとアレな専門書とか、それともそういう用途向けの辞書とかね。

  私も自分で欲しいんですけどね、大辞典……でも、あれって新品で買おうとすると1万じゃ全く済まないような値段だから、なかなか手が出ない。
  一応は古いものながらも、国語大辞典(CD-ROM 版)だけは持ってますけどね。
  なお、中辞典クラスなら大抵は4,000~5,000円もあれば買えるので、手頃だし万人にお薦め。

  まぁ英和に限らず和英や国語辞典も、最低でも中辞典クラスのものじゃないと、ここぞって時に役に立たないことも多いし、もっと言えば一冊じゃなく何冊(=何種類)かある方が絶対にいいけどね。割と辞書によって、分野ごとなどで得手不得手があったり、考え方・捉え方にも違いがあるから。
  だから私は同種の辞書を何種類も持っていたりするんです。
  よっぽどじゃないと使い慣れた一冊しか使わないけど、国語・類語・英和・和英は何冊かずつ持ってます。

  因みに。
  ある大型辞典には出ているのに別の大型辞典には出ていない、なんて言葉の場合。
  いわゆる言葉の乱れや誤用が一定以上広まってしまったもの、という場合が割とあるので注意が必要です。
  片方は一度は多少は広まって一部でも使われた経緯があるのだからって観点で掲載していて、片方が元々は誤用や誤記なのだから収録するのに相応しくない――と判断した、など。
  これはまぁ編集方針の相違ですから、辞書としては、どっちが良い悪いというようなものではありません。
  他の辞書には無いものが載っているからと言って、それが辞書の優劣には結び付かないってことです。
  ただ、こういう元々は広まった誤用のような語は、人に伝える・教える場合は絶対に使うべきではありませんが、言うまでもないですね。

  もちろん何でも辞書だけで済むってもんじゃないけれど、でも基礎中の基礎の一つとして辞書は大切なもんです。
  まぁ基礎が解ってない、身に付いてない人に限って、初歩や基礎を無用・不要・邪魔だとか妙なことを言うものですけど、真に受けない方が身のため。
  それに、いくら辞書とは言っても、上述のような事案もありますのでご用心めされ。

 

テーマ:懐かしのゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2008/10/11(土) 23:59:59|
  2. Entering Wizardries!
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<Wizardry 四方山話(2)[補記] | ホーム | MURASAMA BLADE>>

 ? ? ? ? ?

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  1. 2017/06/07(水) 05:44:45 |
  2. |
  3. #
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Author:Alvz.0x
 時に、口調や文体が微妙に適当だったりする場合がありますが、仕様ですね。保証期間も切れてますし、どうにもなりませぬ。諦めてください。
 悪意の伺えるものや宣伝、またそれらに準ずるコメント等は割と情け容赦無く削除しますので文句は言わないようにね?
 あと一部記事の基本コンセプトは「不遜」なので念のため。

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