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(にやーり)

なんか駄文を色々と。 まれに隙間情報を狙い撃ちする素振り(風味)のメモや、コントも。

そういう意味かぁ

 
 映画に「プライベート・ライアン」ってのがあるけれど。
 何がプライベートなのかと、微妙に疑問には思ったものだった。一応は戦争の映画だし。
 つっても特段の興味・関心があったわけでもないので、つつがなく忘却の彼方に旅立っていただいていた疑問だったのですが。

 なんだ……「ライアン二等兵」って意味かぁ。
 つい先日、ようやっと気付いたよ……って言うか自分では気付いてないんだけど。
  もしかすっと、いわゆる「プライベート=私的な(領域の)」の意味も重ねてあるのかも知らんけどさ。
  救出作戦の発端って、物凄くライアン自身の身上に由来する私的な理由だし。

 ついでに、外国の戦争・軍隊モノの映画等を見る際の、初歩的だけど無駄かも知れない予備知識
――と、コントが読みたい人は続きをどーぞ。 だいぶ整理整頓してあるけど。

 

 

客「……今の[るて…]ってナニ? 名前じゃないよね?」
カニ「ルテナント (Lieutenant)……要するに[中尉](※1)ってことさ。ラフネックス (Roughnecks) は小隊だから(※2)、隊長の階級は少尉か中尉。つまりこの場合は、小隊長であるラズチャック中尉に対して「中尉」と階級で呼びかけてたってわけ」
客「そーゆーの決まってるんだねぇ」
カニ「そーだよ。小隊長は少尉か中尉、中隊長は大尉、大隊長は少佐か中佐、連隊長は大佐……あの(映画の方の中盤)基地で責任者らしき少佐が出てきてたろ? あれはたぶん、新兵教育連隊の副連隊長か、教育連隊麾下の大隊の大隊長のはず。そんで連隊クラスになると割と権限が独立してるから、事故とかがあっても連隊内で処理・処分ができる範囲が割と広い」(※3)
客「司令官ってことかぁ」(←凄いまとめ方だ)
カニ「それは違う。司令って呼べるのは連隊よりも上の……もっと上位の独立権があって司令部を持ってる集団――独立旅団とか師団――の長、階級で言うと准将か少将以上でないとならないんだ。あの人は連隊の少佐なんだから司令官じゃない。言うなら指揮官……つーか大佐の方がしっくり来るんだけどなぁ」
客「……大佐は(英語で言うと)?」
カニ「カーネル (Colonel) だね」
  たまーに「ころねる」に近いような発音を聞く場合もありますけど。

  そんで、ここまでは ROUGHNECKS ~ Starship troopers Chronicles や Starship troopers(1) を見ていた際のお話。



私「大佐は最近だと Requiem(=AVP2) とかにも出てきてたっけ? まぁ海外の映画なんかで出てくる(軍人の)階級と言うと……二等兵/一等兵=プライベート (Private ※4)、軍曹=サージャント (Sergeant)、中尉=ルテナント、大佐=カーネル、それと将軍(※5)=ジェネラル (General) くらいだから憶えとくと吉」
  あと時折、大尉(Captain)や少佐(Major)なんかも出てきますけど頻度はそう高くはないでしょうね。

客「うん。でもさ? 日本(の作品)だと隊長って中尉じゃなく少尉が(割と)多くない?」
私「そーいや[はいからさんが通る]なんかも少尉だったなぁ」
客「うん、それとかね……なんで?」
私「知らんがな――まぁ推測だけど――要するに少尉で小隊長ってことは、例外を除けば士官学校を卒業したての新米隊長の可能性が高く、そのアテにならなさを外国人の方がよく知ってるからでないの? 中尉ってことは、少尉・小隊長になってから経験と戦果を上げて昇進してる可能性が高いってことなわけで」
客「……よーするに中尉だと、頼りになるベテランの隊長ってこと?」
私「それを暗に示してるんだろうね、たぶん。因みに、単純に名詞として “Veteran” と言ってしまうと、今度は退役軍人って意味になっちゃうから要注意。今みたいに形容詞として使う分にはともかく」
  ついでに言うと。
  外国作品だと、主人公ないしは重要な主要キャラクタに少尉が少なく、大尉辺りが多いってのも上述の理由によるのでしょうね。
  大尉(陸軍なら Captain)の場合、大抵は小隊長・将校経験があった上で昇進/生き残っているって形になるわけですし。
  更に言うと、佐官でないと言うことは幹部・上級士官ではないってことでもあるので、主人公や主要な登場人物として親しみがわきやすいって側面もあるのかも。


―― しばらく色々な説明が続く ―― ってゆーか、階級とかの一覧表まで作らされましたとも!
  英語表記にはカタカナの読み付きで。


客「二等兵って一番下っ端だよね?」
カニ「そう。徴兵か志願かで変わる時もあるけど、新兵になってから1~2年間とかは普通は二等兵。だからエースは映画の最後のシーンでも二等兵だったんだ。ちょっと微妙だけどね……あの状況じゃ、さすがに分隊長とか辺りになってても……(ぶつぶつ)」(※6)
客「要は、普通の兵隊(の一人)ってことだよね?」
カニ「うん、そうだね」
客「だから、プライベート・ライアンなんだね、あれ。確か新人の兵隊でしょ?」(←一覧表を指差しながら)
カニ&私「……ああぁっ!」(←ようやく気付いた)
客「うわぁ!」(←その声で驚いた)

――因みに「プライベート・ライアン」は、タイトルだけは話題に上らせたことはあったし、また客は見たことがあるらしい。
 私は見たこと無し。今度、見てみようかな……。
  そんで。この随分と後でしたけど観ました。
  感想は――普通。別につまらなくは無かったけど、さりとて強く心に残ってるってわけでもない。


カニ「……しかし、よくプライベート・ライアンなんて観てたね」
客「テレビでやってたのを少しだけ見ただけだけど」
カニ「そういや割と前に、日曜洋画劇場か何かで放送したっけ……どんな印象だった?」
「なんか、戦争やってた」
カニ「……それだけかい」


客「そーいえば、あの交代してた総司令は?」
――これは Starship troopers (1) の話。

カニ「(また面倒くさい所に気付いたなぁ)……確か “Sky Marshal” って出てたっけ? 単純に訳すと空軍元帥、あるいは空軍・総司令ってとこだけど……あの雰囲気だと全軍の総司令官って感じだったから……憶測だけど、宇宙軍=地球連邦軍・全体みたいな編成になってて、その総司令が宇宙軍・元帥に充てられる、みたいな感じなのかな……?」(※7)


 まぁ “Starship Troopers”&「同・クロニクルズ」を観てた時の話から至ったってー辺りがアレでナニ。
  てゆーか字幕で観ると、こーゆー部分も面倒臭い。わらい。


※1 正しくは “First Lieutenant” で、少尉は “Second Lieutenant”――どっちも Lieutenant だけど “Lieutenant” とだけ言ったら普通は中尉。
    まぁ実際の発音は「るぅてなんっ」に近いことが多いですけど。訛りとかまでは知ったこっちゃありません。
    因みにこれは陸軍での呼び方。割と空軍も同じことが多いけど海軍は名前が違うことが多いですよ。
    まぁ成立時期に大して差が無い陸軍と海軍は、仲が悪いと言うか、お互いに強いライバル意識があることが多いので。

※2 クロニクルズでの Roughnecks も劇中では小隊のはずだけど、人員数から言ったら分隊未満、班程度。最大7人は少なすぎ。
    一方、映画の方の人員(30~50人以上?)なら妥当――つっても(3D)アニメで、そんな常に何十人も出されたら大変だけど。作る方も観る方も
    それに、マローダーなんかが1機で10人見当とかって扱われてるのかも知れないし、編成・構成自体が変化してるのかも知れないけど。
    でも正式には “Alpha-team”=「A班」っつってるんだし、隊長が中尉で、隊員に軍曹・伍長がいるってのを除けば変でもな……変だね。
    因みに “Roughnecks” を直訳すると「ならず者たち」とかになりますから「愚連隊」って訳はボチボチかと。
    更に因むと「愚連隊」は「愚連・隊」であって「愚・連隊」ではありません。まぁ愚連は当て字のようですけどね。
    あと。
    Alpha-Team ってことは、その属する上位部隊の中の筆頭の(≒最も優秀な)小隊(班?)という可能性が割と高いような。

※3 まぁ階級による役割の割り当てには多々ありますので目安程度ってことで念のため。多少のズレもありますしね。
    ましてや人材不足や(不意の)部隊再編、更に戦地任官やら何やらがあれば、更に混沌と。
    ただ、より上位の階級の士官が、本来の指揮権未満の部隊を恒常的に率いると言うことは原則ありません。無論、極秘の特殊部隊とかだと知りませんが。
    例えば、大尉なのに小隊長……なんてのは無いです。中尉が中隊長(代理)とかってのは在り得ますけどね。

※4 “Sergeant” だけだと伍長になりかねないんですが、伍長に相当する階級は、現・米軍では三等軍曹とかになるので、まぁ(略)。
    現在の米軍での Corporal(伍長) は、ほぼ旧帝国陸軍での兵長に該当しそうな感じ。下士官なのか上級兵卒なのか微妙なお年頃。
    一方、現・米軍での軍曹のうち三等軍曹(無印 Sergeant)は、旧帝国陸軍での伍長に相当しそうな部分もあるのです。
    また厳密には “Private” が付くのも、二等兵から上等兵/兵長までが該当しますけどね。
    ここで挙げる階級は、NATO/国連軍での階級を基本に、旧帝国陸軍での呼称で表記している形ですから念のため。

※5 将軍と言うと、将官の位にある(=少将以上の)軍人を示します。なお准将(など)は原則として将官とは扱われません。
    たまに、准将(Brigadier general)を将軍って訳しちゃってるのもありますけど “general” と付いていても、准将を将軍と扱うのは稀です。
    まぁ例外もあるとは言っておきますが、准将は一般に “Brigadier” と呼ばれ、国によっては明快に佐官に分類されますしね。中国とか。上校。
   ――あ。准将/Brigadier general(ぶりがでぃーあ・~)も割と映画なんかに出てくる方かも。

※6 映画の劇中リコが二等兵→伍長→軍曹代理伍長→少尉(たぶん)となってるから、エースが分隊長辺りでないと……。
    あれだけベテラン兵でも次々と死んじゃってる状況で、かつラスト時点の Roughnecks で最も古参なのがリコ/エースってことみたいだし……。
    あれ? でも、伍長になったリコがエース/ディジーを分隊長にするシーンがあるってことは、分隊長は下士官ではないの……?
    もしかすると訳が違って、分隊でなく班かな……いや、確認してみたら “Squad” って単語が含まれてたから分隊(長)であってるっぽい。
    でも通常、分隊長は下士官(伍長・軍曹)のはず……なんだろね、ありゃ。
    因みに班長は、兵卒=上等兵か兵長辺りが勤めます。

    更に因むと。
    「~代理/代行」というのは主に、下位の者が上位職の実務を(臨時に)代理として行なうことを示します。
    一方で「~兼任・兼務/取り扱い」は、上位または他部署の同列・同格の者が(暫定的に)行なうことを示します。
    つまり。副隊長が隊長業務を兼任する、とかという表現は誤りです。隊長代理か、隊長業務代行が正解。
    ――某・BLEACH のことですけどね。
    しっかしブリーチは、妙に言葉・表記にこだわってるっぽい割には言葉遣いっつーか意味や用法がおかしいのが多い。

※7 ただし、この時よりも後に公開された Starship troopers3:Marauder によると。
   オマー=アノーキ総司令 (Sky marshal) の後任に就いたエノロ=フィド総司令には “ Admiral ” と表示されていました。
   すると……総司令に就任する人物が、三軍(?)のどこの出身かによって変わるのかもしれませんね。
   少なくともエノロ=フィド大将は、略歴の最初が Pilot(この場合は艦艇の操縦士などの士官)で、明らかに海軍士官として昇進してましたから。
   でも、そーすると。機動歩兵隊=陸軍はいいとして……海軍と宇宙軍/空軍との区別が判りませんけどね。艦艇≒航空機みたいなもんだし。
   もしかして……「艦隊=海軍」と「機動歩兵隊=陸空統合軍」または「艦隊=空海統合軍」・「機動歩兵隊=陸軍」ってことはあるまいね?
   あ、いや Sky-marshal と Admiral が並存してるってことは少なくとも「艦隊=空海統合軍」だけは成立しないか。

  あと。
  Admiral Enolo=Phid は、劇中では「エノロ=フィド提督」と言われていましたが、ちと微妙なような気が。
  提督っつーと、艦隊指揮官である海軍将官、あと時に海軍将官全般を指すもの。
  ですから、あの開始時点で連邦軍の情報部長である Admiral に対しては、間違いとは言い切れませんが適切とも言いがたい。
  より妥当な線としては、やはり[海軍/艦隊/連邦軍]・[大将]ってな形に。
  まぁ陸空軍の将官全般を「将軍/General」と言うように、海軍将官全般も「提督/Admiral」とは表現しますけどね?
  でも階級としての Admiral は海軍大将でしかなく、称号としては海軍総司令官である大将か元帥を指すわけですから、ちょいと微妙だなぁと。
  妥当な着地点としては、連邦軍情報部長を兼務する海軍大将(総司令)――かなぁ?


※A ついでに。大佐ってのは時に多大な功績を残した者への名誉称号のように用いられる場合もあります。
    または(偉大な)指導者、みたいな意味でも使われます。
    前者の代表的な用法(?)だと――唐揚げオジサンことカーネル・サンダースとか。
    一方の後者だと――カダフィ大佐とか。


  更に――どっか別の記事でも書いた気がしますけど――ついでのオマケ。
  現在では、一般に士官と将校はほぼ同一視されており、両者とも少尉以上(将官未満)の階級にある者と言う点で共通していますが、本来は割と違います。
  まず士官は単純に少尉以上の階級にある者。
  一方の将校は、特定兵科(多くの場合、直接戦闘に従事する兵科)の指揮官(≒隊長職にある者)を指します。
  例えば、衛生部に所属する軍医少佐は、士官ではありますが将校ではありません。
  また歩兵隊でも、小隊長・中隊長などは将校ですが、中隊に所属する(隷下小隊の小隊長などでない)少尉などは士官ですが将校ではありません。
  ついでに。
  師団や軍団の司令部などに所属する(明確な指揮権を持たない)准将であれば、これまた士官ではあっても将校では無い……はず。
  そして、将校たる士官と一般の士官とでは、たとえ階級が同じか一つくらい違っても、将校たる士官の方が格上として扱われます。

 

テーマ:映画関連ネタ - ジャンル:映画

  1. 2011/01/17(月) 21:01:17|
  2. みらくる・しねま・あいらんど
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