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(にやーり)

なんか駄文を色々と。 まれに隙間情報を狙い撃ちする素振り(風味)のメモや、コントも。

夜の銀河鉄道

 
 とかって僅かに順番を入れ替えるだけで、途端に著しくアレな感じにー。

 久しぶりに思い立ち、このエントリのタイトルとよく似た感じの有名な童話・児童文学作品「銀河鉄道の夜」を読んでみた。
 宮沢賢治のアレね。

 これは以前にも岩波文庫版で読んでいたんだけれど、ちっと探しても見当たらなかったから、今回は青空文庫で。だから、もしかすると微妙な違いが(気付かないうちに)あるのかも知れないけれど、比較のしようが無いから、それはそれ。
 てゆーか両者は、ほぼ同じもののはず。
 もし仮に違っていたとしても、そこまで物凄い違いは無いと思うし。

 そんで読み終えて、かつ更に読み返して思ったことは――。


 続きを読んでね。

 
 

 まず最も思ったこと。

 ジョバンニって随分と、善良に過ぎる部分と、いじけた性分とが同居してるんだね……。
 それは、まぁ割とカムパネルラにも似た面があるけどさ。
 でも……こんな子だったっけかな。ラストシーンなんかの印象(記憶)が強かっただけかな?

 そりゃー人間、多様な個性≒性格を(同時に)内包してるもんだけれど、ちょっとこれは極端すぎやしない?
 まぁね、自分の掲げてる理想(につながる言動)を目の前の現実には適用できない(しない)――現状に対しても適用しようとすべき、ってこと自体に思い至らない――なんてのは子供には良くあることなんだけれど。
 でもなぁ……しかも、その掲げてる理想が、子供っぽいやら大人っぽいやら。
 なんかアンバランス。

 しかも何かにつけ、卑屈なんだか拗ねてるんだか……何が何だか。
  いや、ま、寂しいだけなんだろうけど。そんでそれを素直に表に出せなくて、その葛藤を自分でも持て余してるってことだろうけどね。

 とはいえ、そこに(いくらか)目を瞑り読み進めていけば、さすがに有名・著名な童話だけのことはあって、ちょいとした寓話性や、その最大の特徴でもある幻想性とが織り成し紡ぎ出す物語は、心地よいし面白い(≒興味深い)と思う。
 ちょっと私には念入りに読まないと情景を想像しにくい箇所がいくつかあったけれども、それはたぶん私の好み・クセと合致しなかったか、しにくかった部分なんだろうね。そりゃ常に作者と同期できる方が異常ってモンだし。

 それと何人かの乗客と、車掌&信号手と……なんか多くの登場人物の特徴の中に「赤い色か黒い衣装」が妙に出てくるんだけど、これは何か意図があって重複させてるのかな?
 何かの暗示的な意図っぽいものは感じなくもないんだけど……ちっと微妙。
 単純に物語上の符号・記号としては、かなり読み手としては識別が煩雑になって面倒なんだけどね。

 あと、この版を読んでる分には「ブルカニロ博士」=「カムパネルラの父親(博士)」って読めちゃったんだけれど、これはどうなのかな……? 変な解釈ではないと思うんだけどさ。
  こうなってくると、きちんとブルカニロ博士が出てくる版を読んでみたいものだね。カムパネルラの扱われ方も大きく異なるようだし。


 さて次は何を読もうかな。
 「こころ」(夏目漱石)かな、それとも「芋粥」(芥川龍之介)にしようかな。
 泉鏡花も悪くは無いけれど……さすがに太宰治はアレだしな。

――と思っていたら本当に、大きな嚏(くさめ)をしちゃったから芋粥にしようっと。
  ちっと旧仮名遣いだから面倒だけど、割と短くて楽だしさ。

  さすがに Interlink の表示量は少ないけど、携帯なんかで読むよりは遥かにマシ。 フォントこそ変更できないけれど、ルビも付くし、表示も(割と)自由に変更できるから、意外と読みやすい。
  さすがに満員ギチギチの電車内とかじゃ読むの厳しいけど、そうじゃなきゃ、約750g は手軽。

 

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

  1. 2008/04/06(日) 03:45:43|
  2. 読み物に係る雑文
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