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(にやーり)

なんか駄文を色々と。 まれに隙間情報を狙い撃ちする素振り(風味)のメモや、コントも。

なんだい、これ?

 
 これを来月まで放置しとくのはもったいないっ、ってことで。

 なーんか、これまたこのブログのサーバが不調でね。
 ビジーどころか404まで出る始末。再起動でもしてたんかな?
  無料なんだし、ある程度は仕方ないけど、ちょっと近ごろ多すぎない? 負荷低減って名目もあって管理機能を入れ替えたんじゃないの?

 その最中はユーザからは今イチ全容は把握できないんで、色々試したり、それが解析に影響を及ぼすか見てたりしてたんですけど。

 そこで見っけちゃったよ。うふふ。

 検索クエリ「多岐都比売命 性格」――

 
 

 うーん……?
 どーしてまた、この人は、宗像三神の中でも最も地味(?)な多岐都比売命(たぎつひめのみこと)の、しかも性格になんて興味を持ったんだろう……。
  ま、むしろ地味だからなのかも知れないけど。 つーか、IZUMO2 のアレか何かに起因するって見るべきかな。


 ここでおさらい。

 宗像三神は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)と建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)との誓約(うけい)の際に、建速須佐之男命の持ち物である十拳剣(とつかのつるぎ)から生まれ出でた女神の三姉妹。
  なお。十拳剣ってのは特定の剣を指すもの(固有名詞)ではありません。
  記紀の神話のみならず、割と十拳剣(十束剣/十握剣とも)は、ちょいちょい登場しますしね。
  その名の通り、全長なのか刃渡りかは知りませんけど(たぶん全長)、拳10個ぶんほどの長さの長剣(の総称)と思っておけばいいでしょう。
  まぁ十拳剣の中にも(また別の)固有名詞を持つものもありますので念のため。

 上から――長女=多紀理毘売命(たきりびめのみこと) : 次女=市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)……んで、その三女が、我らが多岐都比売命(たぎつひめのみこと)――となります。
 ※ なお、これらは古事記に準拠させているので、それ以外の書籍・資料では色々と微妙に違う場合があります。
   あと宗像三神(~さんじん)は、~三女神(~さんじょしん)ということも多く、また胸形・胸肩・宗形――等の文字を充てることもあるようです。
   更に……この文字列群で思い付いたこともあるんだけど……あえて書きません。


 で。
 この宗像三神は、その大元は、瀬戸内海辺りの海を本拠地とする、いわば海の女神。
 特に、多紀理毘売命の「タキリ」と多岐都比売命の「タギツ」は、元々は潮流やら波やら何やらカニやらを示します。確か。
 ついでに、海運・海上交通・豊漁……なんてのが得意分野(ご利益)とか言われます。
 たまーに戦(いくさ)や戦勝の神だとも言われることもありますけどね。

  ただ市寸島比売命は少々趣が異なってて、その語源(?)は「斎(いつき)」――この場合、割と身分のある巫女群とでも言えばいいかな――から来ているとか何とかって説が有力です。
  特定の個人なのか、それとも一定の集団等に依るんだかは知りませんけど、巫女か何かの神格化が発端とか何とか。


 現在、宗像三神は、宗像大社(福岡県)や厳島神社(広島県)などで主に祀られています。
 また誓約の際に(ほぼ)同時に生まれた、天照大御神の五兄弟と合わせた八王子として、全国の八王子神社で祭神の一としても祀られています。
  ただ八王子神社の場合は、本来は牛頭天王の八人の息子を祀る社なんだけれど、それが神仏習合と神仏分離とを経て、なんだか五男三女の方とされるように(も)なったみたいだね。

 更についでに。
 元から有力な女神であったためなのか、それとも天津神としての地位に起因するのか、はたまたそういう趣旨に取れる伝承があったり無かったり……と、その真偽はともかく(?)。
 人間に比べりゃ比較にならないほどであろう美人揃いな女神の中でも、宗像三神の三姉妹は、その美貌においても群を抜いているのだとか伝えられていたりもします。
 まぁ更に、中でも、次女の市寸島比売命が最も、更に美しい……との専らの評判ではありますけどね。

 そんな美人談義はどうでもいいんですけど。
 そりゃー綺麗に越したことも無いでしょうけどね。


 もっと因むとー。
 多岐都比売命は、古事記や日本書紀においては特に夫も子供もいない(明記されていない)んですけれど。
 先代旧時本紀(せんだいくじほんぎ)――または旧時本紀とも――によれば。
 大己貴命(おほなむちのみこと)=大国主命(おおくにぬしのみこと)の妻の一人に高降姫神ってのがいまして。
 二者の間には、八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)と高照光姫命(たかてるひめのみこと――ないしは高照姫大神:たかてるひめのおおかみ)の二柱・一男一女が儲けられているんだそーですけど。
  なお、この部分=事代主命の母は、古事記では、神屋楯比売命(かむやたてひめのみこと)とされています。

 この高降姫神(読みは知らないけど、たかおりひめのかみ、かな?)は――「坐邊津宮 高降姫神」とかなんとか表現されていたりします。

 ……ん?
 えーっと。我らが(?)多岐都比売命も大抵は「辺津宮におわす多岐都比売命」で、この「辺津宮」は宗像三神の宮・社くらいにしか使われない言葉ですよ。

 あれ?

 もし仮に多岐都比売命が豊葦原中国(とよあしはらのなかつくに=要するに、この我々の住む地上)に来たとすりゃ。
 そりゃまぁ「高いとこ(高天原?)から降りてきた姫サマ」ってー表現になっても別に変じゃないよねぇ。

 でも姉である多紀理毘売命――これまた(こっちは、ちゃんと古事記等にも記されている)大国主命の妻の中の一柱――だって条件は同じはずで、先に結婚していた姉を差し置いて(?)妹の方をこう表現するってのも、なんだか微妙な話ではあります。
 ま、オオクニヌシも、これまた複数の(有力な)神々を習合・統合したらしきことが濃厚な気配の神々だし、旧時本紀自体も――その全ての部分が、とは思わないし言わないけど――まぁ偽書だしねぇ。


 さて、その具体的な性格ってのは、どうなんだろうね……。

 少なくとも、何を間違っても、多少のクセくらいはあっても腐った性格はしてないでしょうねぇ、いくらなんでも。
 そこで。
 元々が海の女神であり、また潮流って言うか水の流れがどうとかって部分に着目してみる。

 まぁ水とか海って言うのは……言わずもがな、人間の生活には欠かせない実に密着した重要なものですよね。穏やかで普遍なものってイメージも大きいでしょうかね。
 しかしながら一方では、津波や洪水などの水害・災害やら何やらがあるように、激しい大きな力って面もあるでしょう。
  これとか、あと十拳剣から生まれたことに着目して、戦・戦勝の神ってゆー軍神的な面が発生したのかな?

 しかも「タギツ=滾つ」は「水の激しい流れ」ってな意味であります。ついでに、心の大きな動きって意味もありますけど。

 ここいらに注目しつつ、ひっくるめて、その性格を(人間風に捉えて)類推・想像してみるに……。

 案外、気の強さや気性の激しい部分も(割と)ある女性――と言う感じなのかも知れないね。
 ちょっとね、おっとり穏やかーって印象は受けないし、見出すのは難しいなぁ。
 普段はともかく、普通(?)の神々よりも怒らせたら怖いタイプでしょうね。

 ん?
 なーんか、どっかで聞いたような、書いたような、人物像(女神だけど)であるような……。

 あー、木花之佐久夜比売命(このはなさくやひめのみこと)に対する人物評と、まー似てるじゃん。

 するとー。
 多岐都比売命と木花之佐久夜比売命が顔を合わせると、なーんか、とっても素敵なことになりそうなー。
 片や天津神の(傍系っぽい気もするけど)第三(第八?)皇女、片や出自は地津神ながらも天孫の正妻。
 しかも、どっちも美貌で名高く、オマケに性格も気が強い似たもの同士?

 ぜってー仲がいいはず無いじゃん!

 もちろん根拠なんざ特に無いけど、そー思っちゃうんだから仕方ないじゃん。
  ちょっとしたメロドラマとか、わた鬼とか言うな、こら。

  いやま……巧く噛み合いさえすれば、物凄く気の合う仲にもなりそうだけどさ。



 Alvz.0x は、多岐都比売命を応援しています

 

テーマ:神社・神道 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2008/03/09(日) 12:43:33|
  2. 神話・伝承・宗教・掩蔽
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