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(にやーり)

なんか駄文を色々と。 まれに隙間情報を狙い撃ちする素振り(風味)のメモや、コントも。

Video killed the radio star ~ラジオスターの悲劇~ の和訳

 
 そうか‥‥もう随分と長い時間が経過してたんだな‥‥。

 このエントリ 「うげげっ」 で、読みたい人はポチってくれと意見を募ったのが去年の9月末。
 そんで最初に触れたのは、こっちの 「うわ、危ない危ない」 で‥‥うわ、7月ってことは7ヶ月が過ぎとるね。


 それで。
 もう面倒っちいので……一部は省略してあるものの歌詞のほぼ全てを併記しています。
 なんか問題があったら言って下さい。妥当なものであれば前向きに善処します。

 でもって。
 英文 : 改行・矢印(→)の後に訳文 : 改行・字下げ後の中空矢印(⇒)で補足や要点の提示
――というフォーマットで書いてあります。
 また既に同一の歌詞を訳している場合、異なる訳を提示したい場合を除き、省略しています。

 あと。
 くれぐれも言っておきますけど、これはあくまでも意訳です
 と言うか、むしろ超意訳かも。
 少なくとも英語の試験や授業のような直訳基準で捉えると、随分と違うと言うことになりますので注意して下さい。
 ついでに(一応)未保証ってことでね。
  つっても、これでも割と直訳じみてる部分も多い気はするけどね。

 なお、出典を明記してある(少量の)転載や、妥当な範疇での引用まで制限する気は(当然!)ありませんけど……。
  そもそも妥当な引用は、法律で認められた正当な権利ですからね。

 要するに、さも自分が訳したかのように、そ知らぬ顔してパクるなよ、ってことですね。
 Don't take the credit for this work/writing.
 あー、ぶろーくん……つーか、いかにもな(略)。
  ちょろりっと「パクってるヤツおらんかなぁ」と調べてみたけれど、現時点では見つけられなかった。残念(ぉ)。
  ま、mixi みたいな一般的な Web 検索などでは出てこない場所だと判らないけどねぇ。あはははは。

 

 

I heard you on the wireless back in Fifty Two, Lying awake intent at tuning in on you.
→ 1952年――もう今から27年も前のことさ――ボクはベッドの中でラジオのチューニングを合わせ、ラジオから流れるキミの番組を熱心に聴いていたよ。

 ⇒ この曲が発表されたのは1979年。
 ⇒ 直訳を意識したため残したものの「ラジオのチューニングを合わせ」は不要かも知れない。
  ⇒ それと「ワイヤレス・ラジオ」って……そりゃ有線放送形態の、いわば Wired radio ってのも無いわけじゃないけどさ。

If I was young it didn't stop you coming through.
→ かつての、若かった頃のボクは、キミの番組をずっと聴き続けていたんだ。

 ⇒ 意味を反転したり捻ったり。
 ⇒ 直訳(気味)なら → もし私が若かった時なら、キミが通り抜けてくるのを止めたりはしなかった。
  ⇒ もしそれを匂わせる文章が(もう少し)あったなら。
   「キミの声がラジオから(珍しく)聞こえてきていたのに、つい聞くのを止めて(別のメディアに切り替えて)しまった」
  ――などと言う解釈にでき、またドラマティックで面白かったかも知れない。そうすれば、これが後段の「悲劇を理解した瞬間」として成立するし。


Oh-a oh

They took the credit for your second symphony.
→ ‥‥ヤツらは、本当ならキミが活躍するはずだった場所を横取りしやがった。

 ⇒ symphony = 交響曲・音の調和→規模の大きい楽曲・組曲‥‥。
 ⇒ take the credit for ~ = ~を自分の手柄にする
  ※ この一文(だけ?)は今イチ自信と言うか確信には至ってない。まぁ違うってことも無いとは思うけど。
  * あと Symphony には「(交響楽団による交響楽)演奏会」という意味もあるらしい。だけど・・・・。


Rewritten by machine and new technology,
and now I understand the problems you can see.
→ あの舞台がヤツらに占領され尽くされた今になって、やっと私はキミに降り掛かった悲劇を理解したんだ。

 ⇒ 邦題の訳に敬意を表し、problems に「悲劇」を充てた。

Oh-a oh

I met your children.
→ 私と同じような、何人ものキミのファンに出会ったよ。

 ⇒ (one's) children = ○□ チルドレン → ○□ に(強い)影響を受けた人々
 ⇒ ex. 浅野(真澄)チルドレンである斎藤桃子。
  ⇒ 単に「キミの子供」ってのはどうなん? 遺伝的な意味での子孫である子供たち……??
   遺伝的な意味での子供たちに会って、どうする/どうなるんだろう?


Oh-a oh

What did you tell them?
→ キミは自分の身に起こったことを彼らに伝えたくなかったのかい?

 ⇒ 反転後に捻り
 ⇒ 直訳(気味)なら → キミは彼らに何を告げておいたんだい?


Video killed the radio star.
→ ヤツらがキミを表舞台から追いやっていったんだ。


Pictures came and broke your heart.
→ ヤツらさえ来なければ、今でもキミはスターだったんだ。

 ⇒ pictures = 映画 ――これを「絵画・絵」などと訳すのは(いくらなんでも)誤訳だよ。
   もしかして Sony pictures って会社は、絵画とかの販売会社ですか? ラッセンとかの絵でも売ったりしてる会社ですか?
 ⇒ 傷心だの何だのって訳は美しくない(と思う)。
  ⇒ 更に「心を砕く」と言う表現では、日本語では「尽力する・配慮する・気遣う」と言う意味になってしまう。
   ここを「心を砕く」と訳してる人がいたけど、それは誤訳以前の、国語・日本語能力の欠如と言わざるを得ない

Oh-a-a-a oh

And now we meet in an abandoned studio.
→ そしてボクたち・大勢のキミのファンが、この寂れたスタジオに集まった。

 ⇒ この一文は I met your children. からつながっている(と思われる)。
 ⇒ 「スタジオ」には疑問が‥‥テープを持ち寄り、誰かの自宅やガレージにでも集まっているのでは無かろうか。
  ⇒ 「懐かしいテープ」→abandoned 「テープと仲間が集っている場所」→studio

We hear the playback and it seems so long ago.
→ ボクらは録音しておいたキミの番組を聴いたんだ。まるで凄く昔のことのようで懐かしかったよ。

And you remember the jingles used to go.
→ でも、もちろんボクらは全員、あのいつものジングルを憶えていたさ!

 ⇒ you = 誰でも → その場にいた全員 (≒ Everyone)
 ⇒ ジングルは、楽曲内には存在しないラジオ番組固有のもの(※)なので、上の playback を曲等と訳すのは誤訳。
 ⇒ 文頭の and を「でも」と訳したのは、前段の「凄く昔のことのようで」に従ったもの。
  ※ あぁ、そうか。この “Jingle(s)” は元々「反復する擬音」という意味の言葉なので、それだと楽曲内にある場合もあるけども・・・・。
   でも “Video killed the radio star.” という名前の楽曲の歌詞内において「(楽曲内の)特徴的な反復音」なんて意味で採用するのは無理がありすぎる。


Oh-a oh

You were the first one. You were the last one.
→ キミはボクらにとっての神様だったんだ!

 ⇒ [first]+[last] = [アルパ+オメガ] + [the]の用法 : one = 存在・者
 ⇒ the first / last one. は、かなり強烈・鮮烈・重要な対象でないと使わない(はず)。

Video killed the radio star.

In my mind and in my car, we can't rewind we've gone to far.
→ もうカーラジオでも‥‥いや。もう思い出の中以外では、あの頃には戻れないことを知ったよ。

 ⇒ 二回転半捻り(着地の時に転びかけてる気はする)。
  ⇒ We've gone to far. の一文のみでの訳(意訳気味)だと「思えば遠くへ来たもんだ」――でいいんでない? (:P)
  ⇒ この1980年頃、自動車内の娯楽(?)の主流はラジオ。カセットテープもありましたが必ずどころか、割とあるってレベルの装備では決してありませんでした。
   そういうラジオくらいしかない自動車内においてさえ、もう約30年前と全く同じようにはいられない――と言うことなんでしょうね、たぶん。


Oh-a-a ho oh, Oh-a-a ho oh

Video killed the radio star.

In my mind and in my car, we can't rewind we've gone to far.

Pictures came and broke your heart, put the blame on VTR.
→ こんな酷い真似をしやがった映画やテレビに、一泡吹かせようぜ!

 ⇒ put the blame on ~ = ~に責任を負わせる(なすりつける)
  ⇒ ここに集まった(かつての)ラジオスターのファン=Children が盛り上がった勢いで。
  「このみんなで彼のファン活動/ラジオの復権運動でもやろうよ!」――みたいに盛り上がったとかってことじゃないかなぁ。私見(≒想像)だけど。


You are a radio star.
You are a radio star.
→ 今でもキミはラジオの王様さ! 今でもキミはボクらの神様さ!

 ⇒ しかし‥‥一神教ではなく、どうやら多神教らしい。The ではなく A だから。
  ⇒ 接頭辞が “ A ” なので、厳密なことを言うと「多々いる、認知されている複数の中での一人」を意味するはずです。
    これが、もし “ The ” なら「たった一人、唯一の」とか「複数いても、その中でダントツぶっち切りのトップ」・「文句なしの代表」という意味になるでしょう。


Video killed the radio star.
→ テレビや映画が、ボクらの神様を追い出しやがったのさ!

(Ver. 1.04b)


全体に対する補足。

 現在の自分の場合は「私」で、かつての自分やその当時に帰っている自分には「ボク」を充てている。
 Video/Pictures/VTR など、またそれに準ずるか、それを想起させる名詞には、最後を除き「ヤツら」を充てている。
 kill には(信念として)単純な「殺す」は充てなかった。

 あと実際のところ、映画は殆ど関係ないとは思うんだけどね‥‥一応 Pictures があるので入れてあります。
 ただこれ(ら)――Pictures/Video などが意図するのは、基本的に、テレビなど手軽な動画(メディア)なんでしょうけどね。


 それと、念のため記載しておく。
 また重複等を避けるべく検索を掛けてみたのだが――その中に、とても興味深い解釈を見つけた。
 「ラジオスター」=「ルックス度外視って言うかアレだが、歌は上手い歌手」
 好意でも悪意でもなく純粋に驚いた
 > MTVとかで映し出されるルックス重視のミュージシャンを暗に皮肉っているわけです。

 いや。実に興味深かったのは確かで、また部分的にだけならば、そう取れなくも無いが。
 だとしたら、映画やジングルが噛み合わないし、機械や新技術による作り変えってのも一見すると音程とかの調整と取れそうだけど‥‥その作り変えが悲劇を生まないとならないんだから、これまた随分とチグハグになる。
 CD だと上手いのに、ライブやら何やらだと~云々~って歌い手を思い浮かべると、大層ややこしくなるよ。
 どっちがどっちやら。
  そもそも映画・テレビとミュージシャンって相反・対立する間柄じゃないし、あとミュージシャンとジングルはどう噛み合わせるの?
  こういう作業をしてる中で上述のようにパーツが余っちゃった場合は、ほぼ確実に解釈を間違ってるんですよ。
  なんで、そういう重要な部分を無視して進めちゃうんだろう。
  せっかく、こういうユニークな発想をしたんだったら、その先で、辻褄が合うか否か踏み止まって考えればいいのに。勿体無い。
  てゆーかミュージシャンや歌手を「ラジオスター」と呼ぶのには、感覚的に果てしない違和感を覚えるけどね。

  あと何でもかんでも現在の価値基準や世相・状況で捉えるのは、また随分と初歩的な誤りですよ。
  これって1979年に発表された――実製作は更にその前の――楽曲なんですからね。その当時の「時代」を基準にしないと。


  似たような部分を挙げてみると―― I met your children.――にも同じようなことが言えるでしょう。
  確かに(遺伝的な意味での)子供でも、その後の「彼を襲った悲劇」の部分に関しては変だとは断言できないけれど、しかし彼の子孫と意気投合してスタジオに集まって、かつて親がやっていたラジオ番組を聴いて懐かしがって~云々~って部分まで、絶対に在り得ないとは言えないものの、ちと条件的にハードルが高い。要するに、考えにくさが付きまとう。
  しかし、これを私が採用した「強い影響を受けた=彼のファンだった人々」と取れば、こっちの方が曲の最後の部分まで辻褄が合う。
  それだったら確実に意気投合できることでしょう。程度の問題はあれど。

 と言いますか。
 調べてみると分かるでしょうけど、件の MTV の一発目に流れた P.V. こそが、この Video killed the radio star. の P.V. ってことですからね……なので、この曲が MTVとかで映し出されるルックス重視のミュージシャンを暗に皮肉っている とすると、ちょいと時代考証が異常なことになっちまうんですよ。
 未来に登場してくるはずのものを先取りして軽く侮蔑するなんて……江戸時代の町人が腕時計を批判してるようなもんです。
――腕時計よりも携帯電話とかポータブルオーディオとかの方がいいかな?
 それに……この1980年頃に、切り貼りくらいはともかく、音程などの機械的な調整・変更なんて技術があったのかな? あったとしても、それが利用されていたのかなぁ……?
 存在して無いんじゃないかな。
  どうやら、そのテのモノが本格的に普及したのは、ここ10年程度=西暦2000年前後から、みたいだねぇ。
  故に、さすがに1980年前後だと、この類のことを考慮する必要は無さげ。


 と、まぁ、訳としての内容への賛同はできないが、その着想・着眼点と言うか、モノの見方の柔軟さは見習いたいと思う。


 あ、念のため書いときますが――「キミが活躍するはずだった場所を横取りしやがった」ってのは、まさか、ラジオスター(その人個人)がテレビなどでも活躍するはずだったろうに……なんて意味ではありませんよ??
 端的に言えば「ラジオ(という娯楽)から人々を奪っていきやがった」みたいな感じです。
  まぁ要らぬ補足だとしか思えませんけれども、念のために。




 今回(2009年12月に)追加で検索して思ったことは。

 まずは、みなさん。
 何かを和訳をするんなら(学習用でない) 辞書くらい引きなさいよ! っと言いたい。
 辞書を引くだけで、そういう誤訳や変テコな訳文の、その多くを排除できます。
 そんなに調べるのが嫌(≒手間)なんでしょうか。
  だったら、やらなきゃいいのにねぇ。
  それとも自分の英語・日本語能力に相当の自信でもあったのかしらん? その割には、そんな馬鹿誤訳をやらかしてるわけだけど。

  そんな普通に真っ当に直訳されているものなら――仮に、いくら意味が通じなかろうと――批判する気なんてありませんしね。

  あと、どうして「学習用でない」と注釈を入れているかと言うと。
  学習用辞書ってのは文字通り学習用なので・・・・その該当する教育・学習課程において学ぶべき単語・意味・用法(+アルファ)――しか収録されてないんですよ。
  ですから、こういう楽曲の歌詞の訳などには実に力不足なんです。
  相応に使えるのなんて・・・・一部映画やテレビ番組の英語テロップ部分とか、その程度でしょうね。


 でもさ? そんな「絵画がやってきてキミを傷つけた」――って、どんな学校の七不思議なんでしょうか。
 夜中に襲ってくる音楽室の肖像画――の歌ですか、これ?

 あと「意訳」という言葉を、取り違え/履き違えているか、あるいは異常に拡大解釈している人が相当数いるっぽいってことも。
 意訳=原文とは違う(≒原文に倣わない)想像で作った単なる作文を提示すること――みたいな。

 背景や意図も含めた解釈・解説を訳の本文に入れ込んじゃったら、それはもはや意訳とかではありませんし、ましてや、原文に含まれている単語(の意味)が全く含まれないわけじゃない、それっぽそうな和文なんて、ただの出鱈目・大嘘、要するに捏造でしかありません。

 意訳ってーのは――文頭の and を「でも」と訳したのは、前段の「凄く昔のことのようで」に従ったもの――みたいな、こういうもののことを言うんです。
 翻訳後の言語において、意味は変わらぬまま自然な表現となるようにしたもの。
 これが基本です
  故に、ここで提示している訳も、正しい意味での意訳とは言えない部分が多々あるんですよね。
  故に「超意訳かも?」となるんです。
  個人的には、辛うじてギリギリで意訳と言えなくもない、かな――というレベルだと考えています。


 そんな「意訳」という言葉の定義すら自分で(新技術や機械すらも使わずに!)作り変えちゃうような人物には、マトモな翻訳なんてできるはずが無いと私は思うんですけど……如何なものでしょう?
  解らなかった部分を当てずっぽうの想像で埋めて、それが合ってると信じていたのか、それともバレないとでもタカを括っていたのか。
  たぶん、そんなところなんだろうけど・・・・どっちにしろアレでナニ過ぎ。
  だけどそんなのは、もはや単なる虚言癖とか虚飾癖とかって類のものですよ。

  もし自分を良く見せたいと思うのなら、それに見合う以上のモノを身に付けましょう。あるいはそれに相当する手間隙を費やしましょう。



 まぁ言葉ってのは生き物だからねぇ……。
  言葉が生き物になる理由・原因の殆どは、誤用や行き過ぎた拡大解釈また乱用の普及と、その定着じゃございませんかねぇ。
  確かに言葉と言うものには曖昧な部分も存在することはありますし、また抗えざる形で変化してしまうものでもあるのですが。
  しかし、それでも「現時点での正解(≒共通認識)」は存在していませんか?
  後から変わってしまう可能性があるから、変わるかも知れないから、現時点での正解には意味が無いのでしょうか?

  故に私は「言葉は生き物だ」・「言語に正誤は無い」などと、過度の拡大解釈や誤用を正当化する趣旨の発言をする人物の、その語学力や言葉・言語に対する知識や姿勢には疑いを抱かざるを得ません。
  それに、もしも「言語に正誤は無い」なんてものに多くの人が賛同し共通認識として受け入れられていたら、今のような言語学・語学どころか、全ての言語自体の成立すら危ぶまれます。
  まぁ、そんな馬鹿げた主張は、自分の無知や間違い/間違えたと言うことを認めたくない過度な馬鹿の戯言でしょうけどね。

  その概念や観点を把握・理解していることと、そこに同化することは別物ですよ。
  「しない」と「できない」が、また「常識に囚われない」と「常識を知らない」が、似ている部分もあれど全くの別物であるように。



 あと、ついでに更に追記。 201010

 そもそも私が、このエントリを作ろう――この曲をキチンと意訳してみよう――と思った理由は。
 ‥‥まぁ言わなくとも通じるとは思いますが、この曲が何を言わんとしている内容なのか。その【意味】が知りたかったから。
 その時は「まぁ一つや二つは、意味が通じるレベルの訳が Web 上のどこかにはあるだろ」と思っていたんですけどね。

 よもや自分でやることになろうとは。

 そういう経緯です。

 そんで、この曲を一言(?)でまとめるとすると。

 「新たな時代の潮流が、かつての大スターでさえも容易く押し流して行ってしまった」――ホント、この一文に尽きると思う。
  あるいは更に要約すれば「時代は常に移り変わる」とか「ひとえに風の前の塵に同じ」……だとかね。


  それにしても、こんなに歯に衣着せぬ、不遜な内容を含むエントリにも拘らず、意外にも好評。
  中には「訳が秀逸」とまで言ってくれてる人までいたりなんかしちゃったりなんかしたりして。

  なんと言うか・・・・さすがに、ちょいと恐縮しちまいますな。

  と言うか・・・・「この部分は、こういう方がいい」とか「ここは誤り。正しくは、こう」――とかって意見は無いものか。



 それとっ。
 ……そーか……多少は「韻を踏んでる(だけ)」っていうのも考慮しないとアレか……。
 要するに、その単語やら何やらそのものには深い意味は無く、音韻のリズム・調子を合わせているのが主眼で、それっぽいナニカを想起させる、または変な矛盾を引き起こしはしないって程度の意味しかない――場合もあるわけだし。
 ま、その辺りは面倒くさいので、気が向いた時にでも。

 ‥‥それにしても我ながら、ちょいと口が悪すぎるかな‥‥。

  あと。
  思い出した・・・・うちの親の車には、オートリバース付きのカセットテープ・プレイヤー(多分ディーラーオプション)が付いてたのがあったけど、あれって確か、ちょうどこの1980年とかの前後に買った車じゃなかったかな・・・・?
  さすがに自分の買い物でも無いんだし、ちょっと記憶が不確かですが・・・・そう大きくズレてはいないはずです。
  そんで。ええ、私の友人等と一緒に乗った時に、かなり羨ましがられた記憶もあります。
  つまり、少なくとも1980年頃の時点での日本国内においては、カセット・プレイヤーはかなり珍しいレベルの装備だったのは確かなはずですよ。


 また更に追記 (2011,08)。
 なるほどね‥‥(憶測ではあるけど)。
 Second symphony と Rewritten ~ の併せ技で、ラジオスターを歌手とかと判断するのか‥‥。
 特に Rewritten by machine and new technology で、楽曲の(リ)アレンジ、カバーのようなものを思い浮かべると。
 中には Second =2流の――と訳して「あなたの曲の二番煎じ」と言うものまで。
  いくら(仮に)超意訳だとしても、こればかりは・・・・Pictures を複数の絵画と訳すのよりも酷い(無茶な訳だ)と言わざるを得ません。
  They took the credit for (:) Your second symphony. をどうやれば「出来の悪い模倣品」などと言うような類に訳せるのか・・・・。
  この Second だと、まだ「第二の ⇒ ~の再来」とでも訳す方が自然です。ただ訳・解釈としては全く意味が通りませんが、それでも二流と訳すよりはマシです。


 うーん。

 あ。確かに「なるほど」とは言った(書いた)けれども。
 これは「納得・賛同・共感」という意味ではなく「概要や構図の理解・把握」という意味での納得であり、欠片も賛同できません

 そもそも、どうして「ビデオ(=TV)が歌手を殺せる/衰退させられる」と思うのでしょうか?
 今でも普通に共存してますよ。それどころかテレビを殺した/殺しつつあるとすら言われるインターネットでさえ、歌手と全般として共存してますね。
 ゆえに。
 テレビに歌手が殺せるとは思わないなら、その解釈が誤りであるのも自明のはず。
  よもやの、特定の歌手個人を指してるとでも言うとか? まさか、そんな。

  確かに今も普通にラジオは存在していますし、また根強いファンもいます。商業ベースで成立し続けてます。
  しかしながら――テレビなどが無かった頃の、ラジオの最盛期と比較すれば、明らかに衰退と言うか娯楽の主流からは外れてしまっていますよ。
  さすがに私も、その衰退を体験してはいませんが――記憶ギリギリのところで、辛うじてモノクロテレビや真空管テレビの現物を見たことがあるって程度です。


 物事・文章を一連のもの、流れ=連綿と続く(要素を強く含む)ものとして理解でき(る人では)ないってことか‥‥。
 それと、やはりその当時・約30年前を、現在・現代の感覚や常識で捉えてしまっている部分も見え隠れする。
 こんなものは翻訳のみならず、読書や映画鑑賞などでも同様の「基本」なんですがねぇ。
  30年前の映画を見て「世相が、登場する技術や知識が、為替レートが、おかしい! 間違ってる!」――なんて馬鹿なことを言う人……も稀にいますけどね。
  でもそれは、言うほうがおかしくて間違ってるんですよ。



 と言いますか。
 ラジオファンなどとまでは言わずとも、そこそこでも “ラジオを聞いている人” であれば。
 「ラジオスター」と言われて、歌手を思い浮かべる と言うことは絶対にないです。
 AM でも FM でも、日本国内のものでも、外国の放送でも。
 正直、歌手を思い浮かべるのは「おかしい」と言って過言ではないです。
 こんなの――「◎△というスポーツ」といわれた時に、選手などでなく「審判」を思い浮かべるようなもんです。確かに審判は重要な役割を果たしますが、もしもそういうことを言う人がいたら「(この人、知識としては知ってるのかも知れないけど、実際は知らない、接したことはないんだろうな……)」と思いますよね?
 そんな感じです。

 本当に、この感覚は理解できない。
――というか、ラジオスターを歌手の類だと思ってしまう人ってのは、まず確実に「ラジオを聞いたことがない人」なのでしょう。
 いえ、全くとかではなく「たまたまラジオの音が流れてるところに居あわせた」とかは含みません。
 要するに「積極的・自発的にラジオ番組を聞いたことがない(人)」――というような意味です。

 そういう普段は聞かない人なら――「ラジオ」⇒「音声しかない」⇒「音楽番組」⇒「そこで流れる楽曲」⇒「その楽曲の歌い手」――という類推になる、のかも知れません。
 でも本当に「自発的にラジオを聴いた経験がある人」なら、滅多にそういう(↑)発想にはなりません。
 現に、某客ちゃんもなりませんでしたよ。
 ええ、彼女も以前から自発的・積極的にアニラジ系は聴いていましたし、また今では(私の影響で)朝や昼間とかのワイド番組なんかも聴くようになっている人です。

 

テーマ:洋楽歌詞対訳 - ジャンル:音楽

  1. 2008/03/08(土) 02:02:02|
  2. 分類するのが面倒臭い趣味系の話題
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9
<<マンガとかの主人公って | ホーム | 気になったので「意味訳」って言葉があるか調べてみた。>>

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  1. 2016/12/22(木) 02:42:03 |
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  1. 2016/07/01(金) 11:09:08 |
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  1. 2015/03/19(木) 23:11:01 |
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  1. 2014/08/01(金) 00:03:56 |
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  1. 2014/06/17(火) 06:06:59 |
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この曲の歌詞を検索したところここにたどり着きました。正確に訳そうとする熱意に感動いたしました。(古い曲はなかなか和訳が見つからないのでここを見つけたときは感激いたしました。)

Rock geniusというサイト"ttp://rock.rapgenius.com/The-buggles-video-killed-the-radio-star-lyrics" (歌詞の意味をおそらくネイティブスピーカーの人が解説したもの)の受け売りで申し訳ないのですが、いくつか個人的な意見がありますのでコメントさせていただきます(私は英語にそこまで自信がないので正しいかどうかはわかりません。)

1)Second symphony の部分について

「もともとアナログの楽器で演奏されていた部分がシンセサイザーに置き換わってしまった。」というニュアンスがあるのではないかと思います。そうなると気になるのが"Rewritten by machine..." の部分ですが、これはRemakeやライブで演奏されたときにはシンセサイザーに置き換わっているという事かなと想像してしまいます。(ここら辺の細かい解釈は自信がないですが。)時代背景を考えても、この曲がつくられる少し前の時代はまだシンセサイザーがなく、ほとんどのロックバンドがハモンドオルガンとサポートのオーケストラで曲を演奏していたそうですが、ちょうどこの曲が作られた時代にムーグなどのシンセサイザーがオーケストラの代わりに使われるようになったそうです。また、この曲を作ったGeoffrey Downes は当時最新のシンセサイザーをいち早く取り入れたキーボーディストの一人なので、こういった現状を肌で感じてきたのだと思います。

2)I met your children と What did you tell them? の部分について

これはファンに限定せず、単純に「若い世代 (あなたの子供ぐらいの世代)に何が起きたのか(ビデオがラジオのシェアを奪った)ことを伝えたくないのかい?」ということのような気がします(根拠はございませんが)。

3)Radio star とは
これも根拠はございませんが、具体的な人物(歌手? DJ?)を指しているのではなく、もっと抽象的に「ビデオの登場によってラジオの人気が奪われてしまった」つまり「新しい技術の登場によって古き良き技術が忘れられてしまった」というニュアンスだと思います。同じBugglesのthe age of plastic もそうですが、新しい技術が出てくることによる弊害を歌っているのだと思います。

4)"If I was young it didn't stop you coming through."について

他の方がおっしゃるとおり仮定法仮定法過去なので、「私はもう若くない」ということはおそらく間違いないでしょう。ここからは私の個人的な解釈ですが、「もし私が今も若かったならば、あなたの放送を聴きつづけていたでしょう(つまり、今はもう放送を聴いていない)」という意味ではないかと思います。
  1. 2014/03/14(金) 12:07:21 |
  2. URL |
  3. N. H. #TTclBLN.
  4. [ 編集 ]

 コメント?

この曲を偶然耳にして、一目惚れ。
歌詞を調べておりましたところ、このサイトを見つけました次第です。

「What did you tell them?」や「we can't rewind we've gone to far」の意訳など、
なるほどなぁ!と唸るものばかりでした。


ところで、意訳について疑問点が2点あります。
ひとつは【1】「If I was young it didn't stop you coming through.」の意訳。
いまひとつは【2】「I heard you on the wireless back in Fifty Two」の意訳です。



【1】「If I was young it didn't stop you coming through.」の意訳について

反対意見というワケではなく、それ以前の問題、「どうして解釈が導き出されたのか」という質問です。
つまり、根拠ないし思考の過程を教えて頂ければと思います。

というのも、私は
「もし私が若かったなら、キミ(の悲劇)についての情報を聴き逃していただろう」
と解釈したからです。

どこからそのような解釈が導き出されたのか、教えて頂ければと思います。


……以下は蛇足になってしまうのですが、
私の解釈の根拠というか、理由をば。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「If I was(were)」は仮定法過去
 ↓
「If I was young it didn't stop you coming through.」も反実仮想である。
 ↓
「もし私が若かったなら、ソレが通り抜けていくのを止めなかった」と解釈。
("私"は若くない & ソレが通り抜けていくのを止めた)


「it」の内容については、文脈から
①「キミの曲」
②「キミの悲劇についての情報」
の二通りを考えたのですが、次の理由で、後者だと解釈しました。

[理由1]
「I heard you on the wireless back in Fifty Two」のくだりから
「キミの曲」を聴いていたのはずっと昔と解釈。
 ↓
最近は聴いていなかった。
 ↓
今だって聴いていない筈(推測。根拠としては弱い)。

[理由2]
「キミについての情報」だとすれば、一応の整合が取れる。
つまり、「キミについての情報」を聴いたのは、
「I met your children」の時だと考えることができる。
すると、歌詞から全て導くことができるし、文脈上も一応の整合が取れている。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



【2】「I heard you on the wireless back in Fifty Two」の意訳について

こちらは、憚りながらも、意訳に対する反対意見です。
といっても、きわめて個人的な信念に依るものなので、
「そんな意見もあるんだw」くらいに思っていただければと思います。

さて、
「1952年――もう今から27年も前のことさ――」と意訳されていますが、
挿入文の部分は要らないのでは?と思います。

というのは、1979年である根拠が、歌詞のなかに見られないないからです。

この曲が発表されたのが1979年ということで、なるほど確かに27年前になっている。
メタ的にも、この意訳の方が深みが出て面白いなぁと思う一方、
1979年という設定が歌詞上に見られないので、危うく思われる、という意見です。

それとも、「実はこの曲は1979年という設定で……」という楽屋話があったりするのでしょうか?
だったら、釈迦に説法ですみません!
  1. 2011/12/10(土) 10:43:43 |
  2. URL |
  3. ふぐ田ふぐり #3gPPSx.I
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 コメント?

コメントありがとうございます。

> ~ どこかに和訳はないもんだろうかと探してここにたどり着きました。
――どうやら「~ +和訳」のみならず「+歌詞」などでも Google では一番に表示されるようになってますね。
我ながら驚きです。いつの間にやら。


> 簡単な文以外は、中々理解出来ません。
――いえ、ここら辺は私とて似たようなものです。
イチから初めて形になるまで1ヵ月近く掛かってますし、何ぶん色々と悪し様に書いている部分もありますから、相応以上のモノを提示せねばと随分と苦労しました。
# あとついでに。
 色々と検索してみたら、ラジオスター=歌手か作曲家(シンガーソングライター?)と解釈する人が増えたようで、少し驚いてます。
 楽曲・歌を想起させる部分は、不可解な Second symphony くらいしか無いと思うのですが‥‥。


> ニュアンスってのがありますので、直訳してもなぁと思ってしまいます。
――記事にも記載してありますが、楽曲などの場合そこに「韻を踏んでる(だけ)」と言うのが混ざってくるので厄介です。
確信があるわけではありませんが、たぶん “ Second symphony ” なんてのもソレに該当するんではないかと。
日本の歌で言えば‥‥ああ、そうだ。アセロラドリンクの CM ソングなんかが好例かも知れません。
「ビタビタしたら、ミンミンするよ」――などと言われても、大概の日本人なら「あぁ、まぁ駄洒落みたいなもんだ」と直感的に判断できるでしょう。
しかし、あれをそこそこ日本語を学んでいる外国人が訳そうとしたら‥‥まず迷宮に迷い込むのではないでしょうか。
はっきり言って、全くと言っていいほど意味など無い歌詞ですよね。
日本人的な(言語)感覚とでも言うのでしょうか?


> 他にも好きなのがあるのか、後で(風呂に入ってから)見学させてもらいます。
――悪ふざけでも謙遜でも何でもなく、たぶん無いとは思われます。
歌詞を訳したというと‥‥これ以外には Witchcraft と(ゴダイゴの) Monkey magic くらいのものですし。
あと強いて挙げても、Up town girl と The light before we land の概要に触れている程度ですので、まずご期待に添えるとは‥‥。

もしお読みになるのでしたら、あちこちに記事が分散していますので、右側の検索ボックスに上記の曲名を入れて探すことをお薦めします。
そうでもしないと私自身ですら探すのが面倒なくらいですので。
  1. 2011/08/24(水) 21:06:33 |
  2. URL |
  3. Alvz.0x #-
  4. [ 編集 ]

 コメント?

80年代のポップス全般が好きで(浴びるように聞いていたから)、ふと聞いてた80年代オムニバスCDで「ラジオスターの悲劇」が流れ… これ、原詞を見てもピンとこないなぁ、どこかに和訳はないもんだろうかと探してここにたどり着きました。
まず、ありがとうございます。
簡単な文以外は、中々理解出来ません。
ニュアンスってのがありますので、直訳してもなぁと思ってしまいます。
他にも好きなのがあるのか、後で(風呂に入ってから)見学させてもらいます。
では!
  1. 2011/08/23(火) 21:11:03 |
  2. URL |
  3. かつよし #9xsPF1TE
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 時に、口調や文体が微妙に適当だったりする場合がありますが、仕様ですね。保証期間も切れてますし、どうにもなりませぬ。諦めてください。
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 あと一部記事の基本コンセプトは「不遜」なので念のため。

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