FC2ブログ

(にやーり)

なんか駄文を色々と。 まれに隙間情報を狙い撃ちする素振り(風味)のメモや、コントも。

神社(・仏閣)の参拝における作法 2008

 
 まるで何か、どっかの違法な禁止薬物使用の前科があるにもかかわらず何故か[ご意見番]とかになっちゃってる、某・芸能人の代表曲を思わせるようなタイトルですけれど、それはそれ。
  まぁ人柄までも悪いとまで言う気は無いけどさぁ。

 しかも、三が日も終わって、そろそろ初詣も下火になろうかと言う頃になってるにもかかわらず、こんなのを書き始める辺りが、私の(略)。

 更には、これは割と前のエントリの焼き直しと言うか、修正・追補版。
  一応、以前のを読んだ人が読んでも意味があるくらいの追補はしてますよ。
  まぁ以前の記事をベースにしてはいるんですけれどもね、でもほぼ全面改訂に近いような修正・追補・再編集具合ですから。


 新春早々、こういうでっち上げ系の記事とは縁起がいいやね。
  内容がでは無く、作り方が「でっち上げ」なので(略)。

 そうそう。
 拍手(柏手、とも書く)は「はくしゅ」ではなくて「かしわで」ですよ。
 ついでに。
 これは比較的、汎用性の高い礼儀・作法を簡易にまとめたものですから、常に必ず最適であるとは限りません。
 ですが、この程度やっておけば間違いを心配せずに済むくらいには仕上がっているでしょう。

 
 

 さて、まずは準備編。
 初めに、出かけようとする前に身を清めることから始めましょう。
 まぁお風呂にでも入り、しっかりと身体を洗って身支度を整えるのが好ましいですが、そこまでではなくともシャワーを利用するとか、せめて手や顔を普段よりも丁寧に洗うくらいのことはするべきでしょう。
 また衣服や下着なども出かける前に、真新しいものとは言わずともキチンと洗濯してあるものに着替えるべきでしょうね。
 特に神社に祀られる神々は、穢れ(当然、一般的な汚れなども含みます)を大変に嫌いますから。

 現在のお参り・初詣などは、例えば大昔のお伊勢参りのような長期間の旅行を伴うようなものでは無いでしょう。
 殆どの場合は自宅などから神社・仏閣に赴く形でしょうから、この辺りのことも行ないやすいはずですよ。
 でも。
 湯冷めとかはしないように気をつけましょうね。それじゃ本末転倒ですから。

 ついでに。
 参拝等は基本的には空腹かそれに近い状態で行なうべきものなので、まぁ多少は腹に収めていても良いでしょうけれど、普通に食事を済ませておくべきではありません。

 更に。
 参拝等は、二年参りなどの例外を除き、夜明けから午前中の間に行ないましょう。
 午前中だけでなく午後 ○ 時までにってのもありますけど、午前中にやっときゃ確実だし。



 続いて神社・仏閣に着いたら。

 まずは軽く衣服を正しましょう。
 歩いたり、公共交通機関を利用したり、または自動車での移動にしても、どうしても多少は乱れるものです。
 また塵や小さなゴミなどが付いていることもままあるでしょうから、あるようなら境内に入る前に払っておきましょう。
 あと多くの神社仏閣には表参道と裏参道とがあると思いますけど、何らかの大きな理由があるのでなければ、たとえ遠回りだったり道や階段が険しかろうと、やはり表参道から入るべきです。

 続いて山門やら鳥居やらをくぐることが殆どと思いますが、その時は軽く一礼します。会釈程度のもので十分でしょう。
 その時に、心の中で「失礼します」とか「お邪魔します」等々のことを頭の中で考えると良いですね。
 無論、しっかり立ち止まって深々と一礼する方が良いのですが、人が大勢いるような状況では危険な場合もありますから、そこは臨機応変に振舞いましょう。
 いくら礼儀作法とは言っても、まさか神さま仏さまも怪我人が出かねないようなことを望みはしませんよ。
 たぶん。

 進んでいくと、必ず(と言っていいほど)本殿・本堂等に至る手前に、手水舎(ちょうずや)/手水場(~ ば)があると思います。大抵は参道等の脇にあって、道すがらに利用できるようになっているはずです。
 小さな墓地寺院でも無い限りは、無きゃおかしいってもんです。
  そういうところでも何らかの水場(井戸とか)はありますけどね。

手水舎の一例
 こんな風に壁の無い東屋風の建物に、水が注がれている石で出来た大きな桶(水盤)が置いてあるのが代表的でしょう。
 なお、これは日蓮宗・大本山「長栄山本門寺」境内(大堂の手前)にある手水舎です。
 因みにこれは、かなり立派な部類の手水舎でしょうね。大きさもかなりのものですし何より豪華。
 なお、お寺も神社も、手水の基本は同じですよ。大同小異でもね。


 ここは両手と口とを濯いで、簡易的ながら身を清める場所ですので、参拝の前には必ず使わねばなりません
 それを「手水を取る / 使う」等と言います。

 大まかなやり方としては、まず静かに柄杓一杯の水を取って、その三分の一で左手を洗い、次の三分の一で右手を洗い、そして最後の三分の一で口を濯ぎ(漱ぎ)ます。
 口をすすぐ際は柄杓を直接口には付けないようにするのが一般的ですから、片手で柄杓を持ち残る手に水を受けて、それで口をすすぎましょう。
 なおその時には少しだけ水を残しておいて、その残った水で口をすすぐ時に使った手を軽く流すとバッチリです。
 間違っても、水がたまっている部分に手を突っ込んでジャブジャブ……なんて洗い方は決してしないよう

 そして終わったら柄杓を洗って元の場所に戻します。
 これで一通りです。
  より厳密なことを言えば、更に少し水を残しておき、柄杓を立てて触れた柄を水で流すべきなんですけどね。
  つまり、三分の一ではなく、四分の一を目安にするべきなのかもしれませんね。


 因みに、この一連のやり方にも、ちゃんと意味があります。
 柄杓一杯の水で一通り済ませるのは……この水は、あくまでも身を清めるために神さま仏さまから分けて頂いているものなのですから、無駄にせぬように使わねばならないためです。
 また両手と口を清めるのも同様に意味がありますが、ここでは省略しておきます。何となく判りそうなものですし。
 そしてそれらを一連の形式として示しているのが、この手水ってわけです。



 そんでもって、ここからが参拝の勘所って言うか本番。

 ですけれども……寺院・仏閣の場合は、それこそ宗派やら何やらで色々と変わってきたり、またはそう詳しくは定められていない場合も無くは無いので、軽く。
  因みに「院」ってのは「(そこに (比較的身分のある) 人が) 住む」と言う意味です、この場合は。
  ですから寺・お堂などがあり、24時間見回り等の人がいたとしても、誰も住んでおらず基本は通ってくるだけという場合は、本来は「寺院」とは呼びません。
  以前のエントリ・コメント欄にある「讃岐院」なんてのも要は「讃岐に住む(身分のある)人――に対する代名詞」と言うような意味になります。



 仏教の場合、その根本理念は自力本願による衆生の救済=解脱……ですから、それは忘れないようにしたいものです。

 また因みに。
 よく知られている「厄除け…」とか「刺抜き…」ってのも、ちょっとアレな言い方をすれば。
 仏門に入り(=信徒となり)道を進むに当たって、体調や基本的な生活等がままならないと弱っちゃうので、余計な、必要ではない邪魔に遭わぬようお導き下さい――みたいなもんです。
 ちっと語弊はありますけどね。


 一方の神社の方。
 まぁ、これまた微妙な差異も多々ありますけどね……あくまで基本的なところを。

 基本としては「ニ礼・ニ拍手・一礼」になります。
 あー「礼」を「拝」と言うことも多いね。ま、どっちでも意味は大差ないから気にすんな。

 ただ伊勢神宮や出雲大社などの場合、祀られている神さまが更にとても尊く、しかもその本拠地(?)であることなどから、拍手の回数が増えたりします
  これの説明は後ほどね。
  まぁ天照大御神は神々の頂点にいるんだし、また大国主命も人間の住む豊葦原中国を(天孫に譲ったとは言え)統べていたんだし、然もありなん。


 そもそも拍手は参拝時の合図なんです。
 語弊を恐れずに言うと、呼び鈴みたいなものなんですよ。
 手と手をくっ付けることや、その姿勢・体勢のみに意味があるわけではなく、手で音をたてることも肝要なんです。

 ただ(もしかすると私の知らない)非常に風変わりな作法を採用するものがあったりする場合も無いとは言えないので、それに関しては念のため。
 でも、少なくともそれは一般的なものではないのは確かだから知ったこっちゃありません。

 そして拍手には、回数にも意味があります
 一回だけの場合は(一般的な感覚で言うところの)来客などとして、その神の元に、神(要するに同等程度の立場のもの)が訪れたことを知らせるものになります。
 そして二回(以上)の場合は、その神の元に、人間などの立場が下のものが訪れたことを知らせる意味となります。隔たりが大きいほど回数が増える、と解釈してもいいかも知れません。
 ちょっと乱暴な言い方ですけどね、でも、そういうものなので仕方がありません
 だから先ほども書いたように、条件によっては回数が変わる場合もあるんです。

 この時に――音を立てずに拍手を打つこと(これを「忍び手」と言います)は、参拝においては、訪れたことを知らせない≒知られないようにしているようなものなので、少なくとも参拝の意味を持たないことになります
 あるいは、下手をすれば無言の侵入者と取られるか、それとも葬儀の際の作法を行なっている変または無礼な奴か……と取られても不思議ではないでしょう。

 拍手はモノを飲んだり食べたりすることなどとは全く異なり、音を立てないことが慎ましくて良いなんてことはありません
 音を立てる必要があるものなんですから。
 気を付けた方がいいですよぉ?(にやにや)

 因みに。
 お賽銭を これでも食らえっ、とばかりにぶち込む 上げるタイミングですけどね(……ん?)。
 あんまりって言うか、別に定められてない(はずな)んですよね、私の知る限りは
 とりあえず私は、ニ礼した後に「ひょいっ」と軽く投げ込んでますけど、ニ礼の前でもいいかも知れませんし、静かに賽銭箱に入れても良さげな感じかも。



 そんでもって、これこそ真髄。いやマジで。

 まぁ似たようなことは何度か書いてますけどね。

 手を合わせて何やら祈る際は「○○が叶いますように」なんつーのは論外です。実は。
 神社でも仏閣でも、祈る際の基本は「宣誓」みたいなものなんです。
 その時、自分の及ばぬ範囲のこととかを頼んだり、または変な間違いなんかをしそうだったら教えて正して欲しい、なんてのなら問題はありませんけどね。
 どうあっても「自動的にいいメにあいますように」とゆー類のは無駄なので、止めといた方がいいです。
 例えば「受験に合格したいので、当然自分でも勉学に努めますから、ご指導ご鞭撻下さい」みたいのなら All consent.

 そんな、お賽銭と引き換えに願いをかなえる便利屋じゃないんですからね。

 とりあえず初詣なんかの場合の基本は――。

 まずは住所氏名等を(心の中で)告げた上で挨拶(いやホントに)。
 続いて去年(など)に言ったことがあれば、それの結果報告。
 そんで今回、何か言いたいことがあれば言う。
 ついでに挨拶後の最初か、最後に世界平和なんかを頼んでおきましょう。要は自分のことじゃなくって他人のためになることね(これもホント)。



 そんなこんなで参拝が終わったら。

 まぁこれは絶対とは言いませんけど……なんか買って食べるとか食事をするってのは、しておく方が好ましいでしょうね。
 神社だったら直会(なおらい)の代替として。
 寺院・仏閣なら、まぁ施餓鬼会(せがきえ)みたいな感じで。
 随時、臨機応変に五草だの生臭モノなどは避ける方が、これまたより好ましいでしょう。

 私の場合は……屋台なんかが出ているなら何か買ったり、あるいはその近所や帰りがけに何か買って食べたりしてます。
 売店なんかがあれば大抵ちょっとしたお菓子や食べ物は売ってますし、喫茶店とかお食事処がある場合もあるし。

 つーか、マクドナルドなんかのポテトも実は意外と悪い選択ではなかったり。
 芋に、植物(大豆・なたね)油に、塩ですからね。あらまービックリ、一見ちょいとした精進料理モドキですよ。
 ついでに、シェイクでも飲んで、アップルパイでもかじっとけー。
  まぁポテトもアップルパイも揚げ油にヘットが使われているので、実際には全く精進料理ではないけどね。



 そんでー。
 以前はキチンと手水を取っている人の少なさが目立ってましたけど……今年の初詣の時に見てたら、割と取る人が増えていて、なんとなくいい気分。
 殆どの人が素通りってんじゃ、やはり見てて切ないってもんです。

 あと、手水舎のお水について。
 まぁ個人的には飲んでも構わないような気はするんですけどね……でも、それは飽くまで、ちゃんと手水を取った上でってことですよ?
 手水を取らせてもらった【ついで】に、もう少しだけお水を分けてもらって喉を潤す……というくらいなら、まぁ目くじらを立てる神さまも少ないだろうと私は思います。

 そもそもは、水を飲むためにあるところでは無いってのは、お忘れなきよう。
  ですが神さまによっては、作法や礼儀に非常に厳しい人(じゃなくて神)もいますから、念のため。

  それに礼儀作法、引いてはマナーなんかってのも、許されなくも無い=罰を受けるとは限らないからって崩したり乱したりしてもいいってモノでは無いからね。
  明確な懲罰や罰則が用意されてるわけじゃないってものに於いてこそ、自分から律するべきと私は考えます。

 無論のこと、それらを自分の言動に(どこまで)反映させるか否かを決めるのはアナタ自身です。

 でも……目上の誰かの元を訪れ挨拶とかをしようってのが参拝なんですから、そう考えれば自ずからナニをすべきか、どういう心積もりでいるべきかは見えてくることでしょう。
  敬ってもなければ目上でもない誰かの元に、わざわざ足を運んで頭を下げるってゆーユニークな人はいないでしょ?
  それに、金を渡せば何でもやってくれるんだ、とか思い込んでる人に、親切丁寧な応対をした上に、その願いにまで手を貸してくれる神さま仏さまなんて、あんまりいません。
  いっくら心が広い神さま仏さまとは言え、どんな自分勝手をしても許してくれる上に願いを叶えてくれるなんてことはありません。

  まぁ基本的には、そういう身勝手さに気付かせ、改心させてくれようとはしてくれる(はず?)でしょうけれど……でも、やり過ぎていたり、並大抵じゃ救いようが無いと判断されたら、かなり痛い目を見させられると思いますよ。
  下手すりゃ大洪水を食らって死滅、とかね。

 

テーマ:日本文化 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2008/01/05(土) 17:35:38|
  2. 神話・伝承・宗教・掩蔽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<うわっ、簡単だ | ホーム | 稲荷+最も偉い>>

 ? ? ? ? ?

コメントの投稿 (NGワードにご注意あれ)


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://fuff.blog106.fc2.com/tb.php/212-9f96b51b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Alvz.0x

Author:Alvz.0x
 時に、口調や文体が微妙に適当だったりする場合がありますが、仕様ですね。保証期間も切れてますし、どうにもなりませぬ。諦めてください。
 悪意の伺えるものや宣伝、またそれらに準ずるコメント等は割と情け容赦無く削除しますので文句は言わないようにね?
 あと一部記事の基本コンセプトは「不遜」なので念のため。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する