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(にやーり)

なんか駄文を色々と。 まれに隙間情報を狙い撃ちする素振り(風味)のメモや、コントも。

相模大山伯耆坊の行方を追う

 
 要を取って之を言わば。
 このエントリ ( 相模大山伯耆坊の行方を探る ) の、ある意味では続きですね。

 いえ、丹沢山中(の林道)を徘徊しただけという話もありますが。
 いえいえ、伯耆坊の現居留地を探し、可能であれば面会(ん?)に行ったのです。
 本当です。 内心の自由です

 何だかんだ紆余曲折ありつつ、丹沢山系の檜洞丸近辺に当たりを付けた私たち取材班は一路、檜洞丸・大室山に程近い丹沢方面に向かったのであります。

 ‥‥いきなり(大)雨に降られたけど。
 とは言え、この日に予定を組んでしまっていたものは致し方なし。
 まぁ山登りとかってものではなく 徘徊 ハイキング紛い程度のものなので、どうと言うことも無し(‥‥のはず)。

 あ、前もって書いておきますが。
 今回の行程では、残念ながら檜洞丸を一望できる位置には至りません。
 少々、位置関係を見誤っていたと言うか何と言うか。一応、大室山なら見えるんですけどね、天気さえ良ければ。
 また地図上では檜洞丸とも近いと言えば近いと言うか――。

 あと、これまた著しく長いので悪しからず。

 
 

 さて。
 某所にある駐車場に車を停めて、そこからはひたすら徒歩。
 服装は――私は先日の陀羅尼坊面会記(ん?)の時とほぼ同じ。かなりの軽装。
 もう一人の取材班員は‥‥私と似たようなものですが、靴が割とちゃんとしたスニーカー。
 つまり靴の分だけ班員(=某客)の方が有利。

客「あのさ‥‥ここって確か‥‥」
私「そう、よく気付いたね。うふふ?」
客「あqwせdrfgtyふじこlp;@:」
私「うっさい。真昼間の駐車場でパニック起こすなっての」

――とりあえず、ぼちぼち出発。

 持ち物は、デジカメと手ぬぐいと飲み物(500mlのペットボトルに入れたウーロン茶と水)くらい。
 後から、飲み物を2倍ほどに増やし、また糖分補給用に飴やチョコなど持っていくべきだったと後悔しましたけども。

 そして早速デジカメをチェックしようとしたら。
 ‥‥電池切れ?
 おいおい、どうした‥‥まだ電池切れになるほどは使ってないはずだよ? つーかほぼ充電したてでテストで何枚か撮っただけですよ?
 しかし何度やってもスイッチは入らず「電池を交換するがいいにょ!」の表示が出るばかり。
 誰の嫌がらせ(?)だよ、おい。
 しかし更に色々と試してはみたものの入らないものは仕方なく、まさか電池も売ってない――ので放置。
  わざわざ選んだ単3電池タイプのデジカメなので、不意の電池切れでも割と対処が可能。こんな山の中では売ってませんけどね。


 あとは、ただ雨の林道をひたすら歩き続けるのみ。
 と思っていたら。
 単なる雨の上り坂・・・・。
 
 なんだ、やっぱり大丈夫じゃないか。
 まったく人騒がせな。
 ‥‥当然これ以降は何十枚も普通に撮れましたとも。


客「それで‥‥どのくらいで着くの?」
私「さぁ?」
客「‥‥(計画的なのか無軌道なのか判らない‥‥)」
私「確か記憶に拠ると‥‥一応の目標になるトンネルを抜けた先まで、オンロードのツアラー(バイク)で超慎重にヘロヘロ走って15~20分くらいだったはずだから‥‥徒歩だと優に1時間以上は掛かるんでない?」
客「結構あるね‥‥」
私「まぁ途中に休憩所っぽい場所があるし、そこで必要なら小休止をはさめばよし」

 何と言うか、どざーっと雨が降ったり降らなかったりするのが実に嫌がらせ風味。
 本当に止む時はピタっと止むし、降る時は小雨から土砂降りまで、実にバラエティ豊かとしか言い様が無い。
 また道は一応は舗装されているものの、排水設備は皆無に等しく、側溝も何も殆ど無い。たまに橋(状の部分)があれば、そこには排水口なんかもあるが‥‥まぁ何も無いに等しい。
 故に、道そのものに雨水が [ だぁー ] っと流れてくる場所が殆ど。
 あっという間に二人とも靴びしょ濡れ。

 ついでに、登り始めてすぐかなり派手な雷鳴が‥‥あー、一々驚くな。

私「あらま‥‥なんか、まるで太鼓を打ち鳴らしてるみたいな雷鳴だね」
――これが「どどん! だらららららら‥‥どん!」と言うような鳴り方。この音のみを聞かせれば、そう聞こえる人がいても全く不思議ではない感じ。

客「そ・そう言われると、そんな風にも」(てな意味のことを言ってたはず)
私「ふむふむ。こりゃー伯耆坊ちゃんが歓迎してくれてるのかも知れんね」
客「‥‥こんな大雨なのに?」
私「何を言うかね、この娘っコは‥‥天狗つーたら日々山ん中で修行してるもんでしょうが。そこに会いに行く(?)んだから、こっちだって苦労せにゃ、歓迎の一つもできないってもん‥‥そういや昨日丸一日くらいは肉とか食べてないだろうね?」
客「うっかり玉子焼き食べちゃったんだけど‥‥まずい?」
私「どうかなぁ‥‥まぁ天狗も魚と鳥は食べるらしいから、玉子もいいんじゃないの? まぁカエルはいいけどオタマジャクシはダメなんて法は無いだろ。あっはっは」
  たとえが少し変ですがね。

――また「げーんなり」させたところで、てこてこと歩く。

 そして、ようやく東屋風の休憩所(?)に到着。
 ここまでで50分くらい掛かってしまっていますが。

客「つかれたー!!!」
私「‥‥いいけど、下手に座って休むと身体が活動状態から休養状態に移って歩きたくなくなるし、どーっと疲れも出るよ?」
客「じゃあ、どうしろとっ!」
私「座らずに立って休むとか、少しもたれる程度で済ますとか」
客「あー、なるほど」(←変なところは素直)
私「因みに、その間も時に軽く足踏みしてると、いいことがあるかも知れない。たまに」
客「‥‥いいことってナニ‥‥たまにってナニ‥‥」
私「それにしても、ここまででもう45分以上か‥‥確か、ここで半分行ってるかどうかくらいのはずだから、こりゃ片道2時間コースで済むかいな‥‥」
客「うげげ」
私「まぁ雨降りだし余計に仕方ないさね。あっはっは」
客「‥‥やせ我慢?」
私「割と」

――私は軽くタバコを一服しつつ(携帯灰皿は当然使っていますよ?)飲み物を飲んだりして、5分ほどで出発。

 写真も何となく撮ってみるものの‥‥もう霧だらけ霧まみれ。

 もくもく。  この時は割と晴れてた?

 これで好天であれば割といい景色のはずなんですけどね。
 それにしても、この時の山から立ち昇ってたもの‥‥霧とかの水蒸気・湯気と言うより、なんか何かを焼いている煙のような様相。

 更に歩くこと約30分。ようやくトンネルに到着。
 しかし。

 このトンネル、完全に真っ暗なんですよね。電気設備はあるけど今は点灯していない。
 スイッチも無い‥‥と思う。多分。そこまで調べてないので。
 しかも、ほぼ真っ直ぐにも関わらず入り口から向こう側が見えないくらいに長い。
  どうやら、天気が良ければ一応向こう側は伺えるようです。

 以前に来た時は車両(二輪/四輪)で先まで行けたので楽だったんですがね。10年近く前ですが。

客「ね・ねぇ‥‥ここ、入るの‥‥?」
私「うん。ここを抜けなきゃ話にならないね。目的地は、この(トンネルの)先だから」
客「ここ‥‥やだ‥‥」
私「‥‥はい? 何を言うかね、こんな真昼間なのに‥‥(雨だけど)」
客「でも! 絶対このトンネル何かおかしいよ!」
私「そりゃ中は真っ暗だから、歩くのも大変だけどさぁ」
客「そうじゃなくて! なんか変なのっ!」

――まぁ異常なほどの勘の良さは、今までに何度も目の当たりにして知っていますから、あながち単なる思い込みなどでは無かろうと思いますが‥‥。


【こっそり追記】 初出時は敢えて省略していましたが、実際には、こういう感じの会話もあったんです。

私「‥‥もしかして何かいるのが見えてるのか?」
客「ううん、そうじゃないけど‥‥」(←割と高頻度で、見える時は確かに見えちゃう体質の人)
私「するってーと、どういうことだい?」
客「うん、何か雰囲気って言うかプレッシャーって言うか、気配を感じるだけなんだけど‥‥こんなイヤな感じ、今まで感じたことないよ‥‥」
私「言うなれば――言い知れぬ恐怖感、みたいなもんか?」
客「あ、うん。そういう感じかも。そっちは(何も)感じないの?」(←半ば私の陰に隠れてる感じ)
私「こんな状況だし、それなりの威圧感みたいなものはあるが、別に言うほどではないなぁ」 【追記終了】


 とりあえず入り口付近で小休止を兼ねて逡巡しつつも、行かないことには仕方がないってことで入ることに。
 客の手を引いて私が先導するような感じで。
 入る前に持ってきた水で軽く手を洗い、口をゆすいでからね。

 しかし。
 ゆっくり歩いて、まだ入り口からの明かりがごく僅かながら差し込んできている辺り。
 まだまだ入り口付近。

私「‥‥あのさ?」
客「う・うん?」
「引き返すよ」
私「えっ‥‥あ、あの‥‥」
客「大丈夫。しんがりくらい務めてあげるから――背中は守ってやるってこと!」

 以前のエントリでも書きましたが、私は、幼少時とかはともかく、こういうものやら状況では恐怖感やら何やらを感じたことがありません。怖くないものは怖くない。

 しかし、この時ばかりは‥‥。
 後から思い返してみれば「何かが怖い」と言うのとは微妙に違うような気もしなくは無いですが、それは今さら言ったところで詮無きことで。
 とにかく「この先に行っちゃいけない! 急いで引き返せ!」と言うような感じに近い感情が湧いて仕方なかったのですよ。

 そして入り口まで戻って、すぐ脇で改めて小休止。
客「ね、ね、言った通りでしょ?! 絶対に何かが変だよ、ここ!」
私「‥‥悔しいけど認めざるを得ないね‥‥何が一体‥‥」
客「それは判らないけど‥‥」
私「うむむむむ‥‥しかし一体これは何ゆえ‥‥どあーっ!
客「ぅわっ! な・な・なに?」
「なんか無性に腹が立ってきた! なんで、たかが隧道に引き下がらにゃならんのだっ! 冗談じゃない!」
客「お・落ち着いてっ!」
私「‥‥行くよ
客「えっ。ちょ・ちょっと‥‥」
私「問題ない。もし何かあったとしても、何でもかんでも張り倒してやる‥‥(ぶつぶつ)‥‥」

 そして10分ほど歩いて、そのトンネルを抜けた。
 いえ本当に、そのくらい長いトンネルですから。しかも真っ暗なので、途中どころか殆ど持っていた傘で壁を確認しながらでないと、どこをどう歩っているのやら本気で全く判らなくなるくらい。
 長いは長いんですが、もちろん普通なら10分なんて掛かりませんよ? これだと、1分に 80~100m の移動速度ですしね。

【追記】 201010
――って、あれ??
 もし1分に 100m とすると……時速 6km?! 80m なら……それでも 5km/h に近い。
 一般に人の歩行速度って、平均的には時速 4km ちょい、競歩とかを除けば速くたって時速 5~6km が関の山のはず……待て待て待て、確かに私の歩く速さは随分と速い方だけど、だけど、この時にそんな速度なんて絶対に出ていたはずが無い。
 おかしいな……その隧道通行の前後に撮ったデジカメ写真の撮影・記録時間で確認しているんだから、遅れる方向での誤差(=速度が、より遅く算出されること)はあっても早まるはずは無いんだけど……それにデジカメの時計も、そこまで精度が低いってことはない。
 うーん。本当に、今の今になって気付いたよ……まさか隧道の長さが違うってコトも無いだろうし。

 改めて調べてみたけれど、やっぱりこの隧道の全長は約 800m なんだとか。
 そんで写真のタイムスタンプでも、入り口の前と、出口を出て少し進んだ先での時間差が約14分だから、デジカメとか荷物の出し入れとか、些少とはいえ移動の分の時間を差し引くと、通過時間自体は長くたって11分ほど。
 すると、やはり 5km/h に近いほどの歩行速度で通過したってことになる。
 もちろん、これが状況の良い平坦な道で更に独行ならば、これでも不思議じゃない。いや、もう少し速くないとおかしいくらいではある。私の場合、ゆったり風味に歩いても 5~6km/h で、急いで歩けば 8km/h 以上は行くので。
 普通の感じで歩いている(殆どの)人の、倍以上は速いから。
  お陰で私のことをよく知らない人と歩くと非常に驚かれる。あるいは合わせて歩くと、遅すぎて私の方にストレスがたまる。

 しかし。
 あの、視界どころか前後左右さえ不覚になりそうな暗闇の中を手に持った傘で壁を確認しながら、更には某客ちゃんを連れて歩いて、それでもなお時速 5km 近いって……そんな馬鹿な……なんだよ、それは……?? 【追記終了】


私「‥‥(ぶつぶつ)」
客「‥‥」
私「‥‥ふん」
客「よかったぁ‥‥通れたぁ‥‥」
私「たかが隧道のくせして生意気な‥‥(ぶつぶつ)」
客「そ・そういう問題?」
私「無論」
客「‥‥でも今は、あんまり変な感じしなかったよ? もしかしてお経でも唱えてた?」
私「まさか。度胸のある奴は出て来い、殴り倒してやる――とは思ってたけども」
客「いや、あの、なんかブツブツつぶやいてたけど‥‥」
私「あれ? もしかして口に出てた?」
客「うん、言ってた」

――ま・まぁ、それはさておいて。

 ここで「よくぞ参ったー」とか言って、ばさーっと、身の丈・二丈(約6m)に届くほどの烏天狗でも降りてくれば面白かったんですが、まぁ、そんなこともなく‥‥普通に林道は続いていますから普通に歩きます。
 殆ど霧に包まれているような感じですが。

 もう何が何やら。  Simple1500シリーズ The 崩落
  見当が付いていて行ったことがある人でもないと判らないと思いますが、一応はトンネルを抜けた証拠代わりに。

 そこから更に20~30分ほど、とことこ歩いて――途中に工事現場がありました。簡易トイレとかが置いてある――いつしか道も未舗装になり。

もっと先まで行きましたよ。



 更にしばらく進んでゆくと、何やらそれっぽく広くなってる場所があったのでここを目的地ってことに定めて小休止と言うか何て言うか。

 これまたここで、ずーん・ずーん、なんて地響きとともに、身の丈・二丈の烏天狗が控えるとこに、身の丈・七丈(約21m)を数えようかという鼻高天狗でも現れてくれれば面白かったのですが‥‥現れてこないものは仕方ない。
 少なくとも、そういうモノが現れたようには見えないので、そういうことなのでしょう。
 いやまぁ仮に出てきたとしても、天狗ってそこまで大きいか知りませんから悪しからず。

 単なる山歩きと言うかハイキングもどきに過度の期待はいけません(‥‥ん?)。
 ‥‥天気がよければ、良かったのですけどね。


 しかし、ここで困った問題が。
 ここでもう二人とも飲み物は殆ど飲み尽くしており、あるのは、予備&手を洗う用の真水が少し残っているのみ。二人分で 1500cc しか持って行ってなかったから。
 しかも、かなりヘトヘト‥‥。
 この時点で2時間半は経過していますから、体内の糖質は使い切っているはず。
 ここまでにも相応の糖分を補給できていれば、かなり違ったとは思うんですがね‥‥これほど時間が掛かるとは想定していなかった。反省。
 まぁ持っていった袋の中に、半分とろけた飴が1個だけ入っていたので食わせましたが。


 そして戻る。
 無論、同じトンネルが立ちはだかるわけですが。

 小休止の後、また傘を構えて壁を確認する用意も整え‥‥。
 すると。
 いえ特に何も無かったのですが、どうやらごく些細な地形か方角の関係によるものか、はたまた天候か。
 来る時は、入り口からの極めて僅かな光が全く届かなくなってから出口の光がごく仄かにでも確認できるようになるまでにそんなに長い時間は掛かりませんでしたが(多分1分くらい)――今回は、それがやたらと長かった‥‥多分3分くらい?
 たぶん隧道の方角の問題なんでしょうけど、いずれにしても、歩くのに役立つような光量などでは全く無いのですが、やはり、何も見えないどころか出口の方角さえ判らない状態ってのは厳しいもので。
 方向感覚どころか平衡感覚さえ危うくなりそうな感じ。
 そして行きよりも長い時間を要してトンネルを通過。13分ほど掛かっていたもよう。

客「ねぇねぇ?」(←多分トンネルを抜けた瞬間の直後)
私「‥‥(ぶつぶつ)‥‥」
客「(まだ何か言ってる)‥‥あのね、なんか今って、さっき(行きに通った時)よりも変な感じがしなかったね」
私「‥‥そう?」
客「うん。ちょっとはあったけど」
私「もしかすると行きのアレって、伯耆坊が仕掛けてた人払いの仕掛けまがいだったりしてね?」
客「そうなの?」
私「さぁ? でも物理的に危ないのでなし、そう思っといた方がお得。つーかイタズラだったろうと思うべき? あっはっは」

 そんで、また小休止。
 さすがに雨降りの中での行軍は体力の消耗が激しいから。
 すると‥‥あんれまぁ‥‥そのすぐそばの崖(?)に、山からの水が出てきてる排水溝みたいな穴っぽこがあって、そこに雨樋などに使われる塩ビ管が差し込まれ固定されており、湧き水と言うか、ちょっとした水場のようになっている。
 なんか説明が難しいんですが‥‥適当にイメージして下さいませ。写真も撮ってないし。
 これに往きに気付いていれば――さすがに飲むのは微妙ですが――少なくとも手を洗うくらいなら全く問題なかったはず。
 その分、飲めた‥‥。


――なお、あとから確認したら。
 この隧道‥‥全長が 800m だか 1km だかあるようですね。
 そして天気の良い日中であれば、一応は向こう側(出口の位置)は目視で確認できるようです。
 ついでに色々と調べてみると‥‥やはり(?)どうも「不気味なトンネル」としては認知されているようですね。

 だとしても‥‥そういう場所であれ私が、ああいう感覚を持つとは。
 いくら記憶を掘り返しても、やっぱり、前述のような感情を抱いたことには間違いないわけですが‥‥しかし概観が薄気味悪いとか真っ暗だとか、そんな程度のことが原因とは考えられない。
 何の気の迷いだったんだか。

  それにしても、あの隧道を「心霊スポット」として紹介している携帯用サイトを見つけてしまったのには苦笑するやら呆れるやら。
  まぁ何者かの投稿からの情報とは言え――あの峠の天辺に池って。
  もしも、その池にまつわる話が仮に実話だったとしても、どう考えても全く別の場所での話でしょう。
  と言うか私が知る限り携帯サイトには、そういう出鱈目アレなのが割合的に非常に多いので真に受けないことを強くお薦めします。

  まぁ元々峠って言うのは、昔話等で数多く残っているように「何か、魑魅魍魎の出やすい場所」と言う面もありますがね。



 閑話休題。

 そして更にノロノロと歩き、休憩所(?)で軽く休憩して‥‥駐車場に到着。
 本気でヘトヘト。所要時間は約5時間。

 エンジンを掛けて、エアコンをオン。

客「わー、涼しー☆」
私「ぐっ。いててててて‥‥」
客「‥‥なに、どしたの?」
私「いや‥‥靴擦れ」
客「え? その靴なのに‥‥?」
私「なったもんは仕方が無い。しっかし汗だくなのやら、ずぶ濡れなのやら、さっぱり判らんね。着替えないと‥‥ほれほれ、そっちも着替えとけ、風邪ひくよ?」
客「こんなとこで着替えられるかー!」
私「‥‥ワガママだなぁ」

 とりあえず自分はシャツを着替え、近くにある公衆便所のそばまで移動。
 そして客が着替え‥‥るわけですが。
 まさか、そんな覗いたりなんてしませんよ? 失敬な。

 ちょいとスナック感覚で驚かせただけですよ。
 変な声を出しながら、扉や壁を引っ掻いたり叩いたり足踏みしたり。


―― し ば ら く お 待 ち 下 さ い ―― 


 えー、ちょいとした 説 得 の後。
  古来から高さには人を納得させる力がある、と大来襲した火星人が言っていました。
  別に高いところには登っていませんが――あ、山には登ってますね。


 痛むとイヤなので、と用意していったスナック菓子とコーヒーで、かなり遅くなったものの軽く昼食もどき。
  安直な予想では3時間ちょいほどで行って帰ってくるつもりでしたから。

 その公衆便所の横で食す。

私「‥‥甘いもんも用意しときゃ良かった‥‥これ(さやえんどうスナック)も美味しいけどさ」
客「あっち(の自販機)でジュースでも買ったら?」
私「ここ、クイズいっちょまえに観光地価格なんだけど‥‥」
客「へー、そうなんだ‥‥って、クイズ? なにそれ?」
私「大昔のエロゲのタイトル――やんやんのクイズいっちょまえ。確か発売元は天津堂」
客「‥‥で、いくらなの?」
――書いてて気付きましたが、ここで「PC-98用FD版で確か8,800円」とか言っとけば(略)。

私「500の(ペットボトル)で180円、小さいのでも150円」
客「そんくらいならいいじゃん」
私「‥‥10分も行って途中で買えば120円で 500ml の缶ジュースが買えるのに、わざわざここで買うのは馬鹿らしい」
客「そーゆーことはキッチリ憶えてるのが以下略」
私「うるさ以下略‥‥さて、帰ぇるかい」
客「ん。帰ぇる、帰ぇる」
――これは「けぇる/けえる」と発音します。まぁ「シィル」みたいなもんです(‥‥ん?)。

 そしてまた、うにゃうにゃ走る。
 無論ジュースは途中で買いましたとも。飲みましたとも。2本ほど。
 1本その場で飲み尽くして、もう1本を運転しながら。
  我ながら飲みすぎ。

 ついでに。目に付いた(?)ドライブインとゆーか何とゆーかに立ち寄り、なんとなく土産では無いけど買い物。
 ついでにトイレ。
 ついでに駐車場で一休み。だるいから。
 ついでにジュースも買う (またかよ。飲みすぎだ、バカ・・・・自分だけど)

客「それ買ったの?」
私「うん、そう。因みに、これはジャムと言ってだね、果物や木の実を砂糖で煮しめたものでぇ、パンとかクラッカーなんかに塗りつけて食うとぉ、んまい保存食なんだよぉ?」
客「‥‥知ってるから」
私「ほぉ。そりゃー物知りだ‥‥ねっ」(←左腕で受け止めた人)
客「あ゛ーっ‥‥避けられたー!」(←受け止められた叩き癖のある人)
私「だから普段は敢えて受け止めてないだけって言ってるじゃん。そっちは何を買ったのさ?」
客「お野菜」
私「‥‥ナス、タマネギ、オクラ‥‥しかし何この巨大オクラ‥‥普通の倍くらいデカいけど?」
客「一番でかいの選んだ☆」
私「いいけどさ‥‥これだとたぶん煮ないと食えないよ? 固くて」
客「そーなの?」
私「たぶんね。あー、適当にぶった切って味噌汁でも作りゃ簡単でいいかもね」
  実際その日の夕食に少し食べましたが、軽く湯がいて刻んだくらいじゃ固くて食べられず、更に湯がいて味噌汁にぶち込むしか。
  炒め物とか煮物にしても良かったかな、今にして思えば。


 そして。
 ‥‥道中また腹が減ったような気がしたので、道沿いのラーメン屋に。
 こっちはネギラーメン。客はワカメラーメン。
私「‥‥チャーシューやる。ナルトもやる。代わりにワカメを少し寄越せ」
客「あー! そんなに取るなー!」
私「いいじゃんか、減るものでなし‥‥」
客「減るから! 減ってるから! どう見たって半分も残ってないから!」
私「そりゃ幻覚だ、幻覚。気のせい、きのせい、ドリアードとか。あー」
客「‥‥その最後の[あー]ってナニ‥‥」(←やれやれ全く‥‥といった様子)
私「奇声」
客「‥‥」(←諦めて焼き豚とナルトが2倍入ってる普通のラーメンを食べ始めた)


 おしまい。


  え? ここで?






 ‥‥ではオマケを。






どーん!
 
山中で見かけた大きなミミズ(体長35cm以上)。


  実は後日談もあるんですが、それはまたいずれ。気が向いたら。


【 追 記 】 201010
 それと。
 うーん……そりゃ判断は人それぞれだけど、この一連の話、特にトンネルの辺りの件(くだり)は、別に怖い話とか何とかでは無いと私は思う。ある意味ってゆーか要するに気の迷いの一種だろうし。
 少なくとも私が感じたのは「こんな、危険が予見されうる場所からは速やかに離れないと」――に近い感情でしたしね。

 まぁ、さすがに今回・2010年10月の追記部分で発覚したことについては、ちょいと明言は避けておくけど。 (:p)
 いや……本当の本当の本当に、今の今まで全く気付いてなかったよ。我ながらビックリ。

 ……外観の写真もあるにはあるんだけど公開はしない方がいいかな。
 想像力と言うのは、ヒトに与えられた大きな特長の一つですよ。

 

テーマ:日本文化 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2007/11/18(日) 19:19:19|
  2. 神話・伝承・宗教・掩蔽
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 時に、口調や文体が微妙に適当だったりする場合がありますが、仕様ですね。保証期間も切れてますし、どうにもなりませぬ。諦めてください。
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 あと一部記事の基本コンセプトは「不遜」なので念のため。

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